奇跡の再生を遂げた名古屋東山動植物園をジブリパーク後にぜひ観てほしい

お題「思い出の場所」

動物園大好き、かずさんです。

我が出身地、愛知県・名古屋市はジブリパークができたことによって、観光地となる千載一遇のチャンスを迎えています。

お子さん達が愛知県・名古屋市を訪れる機会は増えることでしょう。

そこで今回は、ジブリパークの後、子ども達にぜひ楽しんでいただきたい観光スポットをご紹介したいと思います。

第一弾は名古屋城・本丸御殿でしたが

www.kazusanuchisan.com

第二弾は名古屋東山動植物園です。

私の小学校時代の思い出の場所となります。

由緒ある動植物園であるがゆえに

動物園が開園したのは、昭和12年(1937年)3月24日で、80年以上の歴史を刻んでいます。

動物園の施設は当時としては大変斬新なものだったようです。

ライオンやシロクマの飼育にはドイツのハーゲンベック動物園が開発した無柵放養方式をいち早く取り入れたりしていました。

池にかかる橋のむこう正面に大噴水が水をふきあげているなど、レイアウトも当時としては画期的であったようですね。

しかしそれははるか前、戦前の話であって、私が小学生であった1970代でさえちょっとレトロ感がでてきていました。

多くの動物たちが生育され、内容は素晴らしい動物園であるにも関わらず、地元以外の人は知らない動植物園の地位のまま、時は流れます。

1984年にコアラがやってきて、立派な育舎が完成したときは一瞬輝いたのですが、それからは鳴りを潜めてしまった感が否めません。

しかし、地元小学生の遠足場所などとしての人気も高く、入場者数だけは全国でも上位であったため、行政には問題意識はなかったようです。

2006年東山動植物園再生プラン発動

全国的にも動物園への入場者が減少する中、北海道・旭山動物園が1997年に行った行動展示を実現する施設づくりによる改革の成功は、記憶されている方も多いのではないでしょうか。

全国的な人気となり、入場者は爆上がりして、東山動植物園をあっさりと抜き去り、上野動物園に入場者が肉薄するようになります。

動物園はオワコンじゃなくて、工夫次第ではまだまだ人を集められるコンテンツである。

恐らくこのことに気付かされたんじゃないかなぁ、名古屋市は。

ついにようやく重い腰を上げ、2006再生プランを発動することになります。

どこが変わったの?

ホームページにて、再生事業の進捗状況が一目でわかるようになっていますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。

ここでは、有名どころを少しご紹介しましょう。

ゾージアム(アジアゾウ舎)

アジアゾウのふるさと、スリランカの様子が再現されています。

2022年には小ゾウが生まれたようです。かわいいですね。

youtu.be

ペンギン舎

フンボルトペンギンの生息地である南米の海辺の岩場をイメージして作られています。

広いプールで元気に泳ぎまくるペンギン達をみることができます。

尚、この施設は暫定整備であり、新基本計画に基づいて今後新たに海洋ゾーンが整備されるそうです。

ゴリラ・チンパンジー舎

一番の見所、ゴリラ君たちは、本物そっくりのモニュメントと多くの樹木で森の雰囲気を演出された施設の中で、動物本来の動きを見せてくれています。

ゴリラタワーの高さと屋内展示室の広さは、完成時は日本一だったようです!

www.youtube.com

アメリカバイソン舎

観覧通路から、どでかいバイソンの姿や息づかいを感じることができます。

www.youtube.com

シンリンオオカミ舎

野性と同じように樹木に覆われた敷地を群れで走るオオカミを間近で見ることが出来ます。お堀部分にある見学場所はプール越しに柵なしで、ガラス部分は顔と顔がつくほど近くでオオカミを見られますので、大迫力です。

www.youtube.com

もともとあった広い敷地を最大限に活かして、野生の状態に近い様子を、なるべく近くで見られるように、という工夫がいっぱいです。

とにかく一日いても飽きません。

動物たちのお食事観察も充実

他の動物園でも行われていることではありますが、お食事観察が充実しています。

2023年のとある日のスケジュールは下記のとおりです。

コアラ【本園】

13:00ごろ

アミメキリン(つりかご)【本園】

13:30ごろ

ライオン(屋内)【本園】

16:00ごろ

カリフォルニアアシカ【本園】

16:00ごろ

アルダブラゾウガメ【北園】

13:30ごろ

スマトラオランウータン【北園】

13:30ごろ

ワニ(日曜日のみ※)【北園】

13:30ごろ

ワニ、みたいなぁ。でも日曜日限定なんですね。

全国どこにでもある都市伝説がある池

園内にある池にはボートハウスがあり、足漕ぎボートをはじめ、様々なボートにのることができます。

ここのボートに乗ったカップルは別れるという都市伝説がありますが、中高生がはじめての恋人と訪れる定番スポットなので、別れるのはある意味仕方ないですよね。

なんか、高校時代が懐かしいです。

www.hoshigaoka.co.jp

再入場はできないので注意

場内にある飲食店のメニューはカレーライスやうどん、フライドポテトなど、いたって普通のメニューであり、なごや飯などはありません。

外に出て食事をしたくても、基本再入場は不可となっていますのでご注意ください。

旅費を抑えたいなら東京方面は高速バスもおすすめ

東京方面から名古屋に旅行する場合は、基本新幹線利用になるわけですが、東山動植物園から帰宅するのであれば高速バスもおすすめです。

東山公園駅の隣にある星ヶ丘駅に高速バスの乗り場がありますので、わざわざ名古屋駅まで戻る必要はありません。

※高速バス星ヶ丘のバス停近くにはコメダ珈琲店があるので、早く着いてしまっても安心。

新幹線は片道1万円強に対し、高速バスは最安値だと3千円強ということで、約七千円の差があります。

所要時間は新幹線が約1時間40分なのに対して、高速バスは5~6時間。

15時くらいまで東山動植物園で遊んでも、21時半くらいには東京駅に着きます。

体力あるけどお金がない学生さんは特に、バス利用考えても良いかもしれませんよ。

www.kousokubus.net

いかがでしたでしょうか。

愛知県・名古屋にしかない場所か?と言われるとそこまでの特徴はないかもしれません。

でも動物好きだったり、お住まいの近くには動物園がなくて行く機会がなかなかない、という方にとっては最高の場所だと思います。

私が小学生の頃、遠足で行っていた昭和の動物園から明らかに大きな変化を遂げており、まだまだ進化の途中です。

ジブリの本気を観た後は、名古屋の本気をぜひ観に来てください!!

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