田舎に走るバスが苦手なかずさんです。
本数が少ない田舎のバスは「本当に来るのかな?「もう行ってしまったんじゃぁないのかな?」と思って、不安になってしまうんですよ。
しかし、わが家には自家用車はありませんから、当然田舎のバスを利用させていただいております。
レンタカーは極力借りません。
私以外の家族が全員乗り物酔いが酷く、なるべく電車などの公共交通機関で移動したいという訳なんです。
子どもができたらやってみたいこと、皆さんにもいくつかあるのではないかと思いますが、わたくしめの夢を今回実現しました。
激込み情報にビビビながらの計画
子供の頃、やっていたTVコマーシャル
「ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんとに、ライ●ンだぁ」
「●●すぎちゃってどうしよう、かわいくってどうしよう」
これが耳に残っていてですね。
このころから憧れの富士サファリパークに連れていきたくて、連れていきたくて。
40年越しの夢、叶えたいじゃないですか。
でも、ネット上には「GWの激込み情報」ばかり。
どうやら一年で一番混む時期らしく、駐車場に入るマイカーが行列となってしまう模様。
到着が予定より3時間遅れただとか、入場するために車中泊する人がいるとか。
やっぱり皆、車で行くねんなぁ。車で行くというイメージしかないもんなぁ、って諦めかけましたが、何度か公共交通機関での旅を繰り返すうちに
「マイカーじゃない方が行けるんじゃね??」
って思うようになってきましてね。
行ってきました、GW in 富士サファリパーク。
GW in 富士サファリパーク 旅行日程
調子に乗って湯河原温泉やアンパンマンミュージアムの誕生日会なども追加して、三泊四日の旅行を計画しました。
- 一日目 サファリパーク近くのペンションへの移動のみ
- 二日目 朝早く起きてサファリパークへ
- 終わったら湯河原温泉に移動
- 三日目 舞鶴 小田原観光
- 四日目 横浜・アンパンマンミュージアム
この日程であれば、車なくても全く問題なし。
いや、マイカーない方がかえって良かったんじゃね?
と思える、満足度の高い旅になりました。
【一日目】:余裕をもって完全移動日byバス
子連れ旅行の最大難関って「朝計画通りに自宅を出発できるか?」だったりしませんか。
サファリパークの近くは「こどもの国」など観光名所が目白押し。
朝早く起きて何処かに行きたいな、なんて考えたりもしたのですが、車で行くわけではないので、やはり機動力に欠けます。
今回は富士サファリパークに行く!という目的に絞り、初日は完全に移動日にあてました。
宿泊場所選びですが「送迎をやっているところがある」という情報を得て、ペンションに宿泊することにしました。
十里木高原にはたくさんのペンションが集まっています。
その中の「クリッククラック」さんが富士サファリパークへの送迎を行っている(条件付きとの記載あり)との記載があったのでお世話になることにしました。
※送迎に関しては予約する前に必ず確認した方が良いと思います。
まずは路線バスの出ている、御殿場駅を目指します。
新宿から高速バスが出ていて一番楽そうだったのですが、乗り物酔いの危険が高いのでわが家では即却下。
小田急で新松田駅に行き、徒歩数分のJR松田駅まで歩いて御殿場駅に行くか
(新宿から2時間前後)
東海道線で国府津駅まで行って、御殿場線に乗り換え御殿場駅に行くか
(品川から新幹線利用で1時間40分前後 在来線だと2時間前後)
いずれにせよ、まぁまぁ時間がかかります。
朝ゆっくり出発して、御殿場駅で遅めの昼食を取りました。
御殿場駅からは路線バス:十里木線に乗り換えです。
バスの本数は決して多くはないですから、電車との乗り継ぎについては、事前にしっかりと調べて行きましょう。
40分前後、バスに揺られて「十里木七丁目」に到着。
徒歩2~3分くらいで目的地です。
微妙にチェックイン前の時間でしたので、荷物を預かっていただき、周辺を散策して過ごしました。
特にどこに行ったわけでもないですが、何せ高原ですから。あっという間に夕方に。
【二日目】:魔法を使い、渋滞をすり抜けて富士サファリパークへ
事前にメールでペンションの方に富士サファリパークまで送っていただくお願いをしておきました。
※この確認は絶対にやっておいてください。ペンションの方も常に送迎できるわけではないと思いますので。
その日は6時からの開園だそうで、朝食の時間を早めてもらって送ってもらうこととなりました。
にしても6時開園、すごいですね。
富士サファリパークは繁忙期は開園時間を早めるそうで、通常9時開演ですが、6時から8時半まで、30分刻みで変更されるそうです。
ペンションの方にも朝食の準備など、都合がありますからね。
6時めがけて送ってもらうわけにはいかず、送ってもらったのは7時くらいだったでしょうか。
到着したら当然開園していました。
でもですね。
ここで魔法が使われたんです。
当然のように富士サファリパークへの道は大渋滞しているのですが、その全てが駐車場に入る車です。
私たちは送ってもらっているので、駐車場に入るわけではありません。
ですので、駐車待ちの大渋滞をすり抜けて進んでいきます。
ペンションの方は慣れているので、富士サファリパークの入り口にあっという間に到着。
パークの従業員の人に声をかけてくれて、我々を引き渡してくれました。
そこからは正に狐につままれた状態でして、
従業員の方に引率され、よくわからないまま、進んでいくと、あまりにも簡単すぎて心配になるくらいあっさりとパーク内に入ることができました。
えっ、えっ、ええええっっっ! てな具合。
大げさに言うと、ディズニーランドで初めてファストパスを使った時なみの衝撃。
ありがとう、ペンションのおじさん。あなたのおかげだよぉぉぉ。
ジャングルバスのチケット売り場は流石に長蛇の列。
もちろん、これにはファストパスはありませんでしたが、何とか午後のあまり遅くない時間帯のチケットをゲット。
※後から知ったのですが、年会費、入会費共に無料のサファリクラブ会員になれば、前日の12:00までWebで予約が出来るそうです。
(申し込みから会員カードが届くまで2週間くらいかかるので要注意)
但しWebの予約枠は全体の10%ですので、繁忙期の予約はなかなか厳しそうですね。
予約する日の前月の1日0時から予約開始とのことでした。
(5月5日こどもの日に予約したいなら4月1日の0時から)
おぉ、GWの富士サファリパークを攻略できたぞ、と。まずは一安心。
もしかしたら運が良かっただけなのかもしれません。
せっかく行ったのに、チケット買えなかったってことになっても全然不思議じゃなかった。
でもなんとかなった。そして夢叶う!!
さて、ジャングルバスの時間までどうしようと思ったのですが、サファリパークって車で回る場所以外にもいろいろあるんですね。
ぜんぜん知らなかった。
歩いて回れる場所があって、そこには様々な動物が飼われています。
カピバラ、ミーアキャット、ワラビ、カンガルー、レッサーパンダ、アルパカなどなど
ふれあいゾーンには、犬の館、猫の館、ウサギの館などがあります。
エサあげ体験や乗馬体験などのイベントや、サファリゾーンの外側を90分かけて一周するウォーキングサファリコースなんてのもあります。
一日中楽しめますね。バスの時間を待ってるのも全然退屈しなかったです。
もちろん、ジャングルバスのツアーも最高でした。
いいね、やっぱり、サファリパーク。
本当に「近すぎちゃって●●しよう」「かわいくってどうしよう」ですよ。
ちなみに帰りはペンションの方にお願いしたのではなく、パークの敷地内から出ている「三島駅」行きのバスに乗りました。
※本数は限られていますので、事前に時刻をチェックしておきましょう。
約一時間で「三島駅」に到着。JRに乗り換えて湯河原に移動。
実は湯河原の温泉の食事が好きなんです。味付けの好みが合うっていうか。
京風の味付けじゃないかって思うんですよね。違うのかなぁ…
湯河原の様子を執筆してみましたので、よろしければご覧ください。
マイカーなしでも大満足だったサファリパーク。
少しでも参考になれば幸いです。
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