ややネタバレあり! 名探偵コナン最新作「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」を家族4人で観てきた

お題「大人になってから好きになった漫画orアニメ」

大人になってからというより、初老になってから名探偵コナン(映画)が大好きになったかずさんです。

子どもたちは以前から大好きで、連載アニメや昔の映画を繰り返しみています。

もちろん一緒に観ることもしばしば。

昔の映画の基本パターンは、コナン君(工藤新一)の恋人である蘭ねえちゃんが危機となり、それを助けるコナン君という構図が多かったわけですが、

最近の作品は、映画として魅せるという要素がどんどん足されていまして、

ドはまりしてます。

※考察の記事ではなく、おっさんの感想をつらつら書いているだけですのでご容赦ください。

※考察に興味のある方はこちら、おすすめです。

 ドライブ・マイ・カーの考察を観てからファンになりました。

www.youtube.com

連載の基本である謎解きにはあまり興味なし

名探偵コナンは「黒づくめの組織」との対決という骨子を持ちながら、通常連載では日々町で起きている事件(主に殺人事件)を解決しています。

私は正直、事件解決回にはあまり興味がなく

  • 黒づくめの組織との対決
  • 映画

こちらのファン、ということになります。

連載漫画は読んでない、毎週放映されているTVも観ていない

でも、毎年映画は観に行く

という方も多いのではないでしょうか。

コナン映画の秀逸なところは、連載ももれなく読んでいるガチ勢が、ストーリーの端々に連載での関連性を見つけて盛り上がるという楽しみ方をふんだんに盛り込みつつ

映画しか観ないようなファンにも、映画だけでしっかりと楽しめる内容にしていることかなと思いました。

例えば平次が何故絶景ポイントで和葉に告白することにこだわっているのか

その理由は、連載でたっぷりと前振りされているみたいで、ガチ勢はそれで盛り上がっているようですが

そんなことは知らない、映画ONLYコナンファンを置いてきぼりにはしていません。

別にそんなこと知らなくってもちゃんと映画は楽しめる。

ほんと、客層分析しっかりしてるなぁって思いました。

後付け設定やキャラに違和感がない

漫画って人気が出ると、連載を延ばすために後付けで設定が追加されたり、新しいキャラが出てきたりしますが、これに違和感がないんですよね。

あたかも最初から想定されていたのではと思わせるわけです。

スピンオフのストーリーが秀逸

大勢のキャラクターが登場するわけですが、人気が出ると、そのキャラのスピンオフ的なストーリーが追加されます。

これが、推しにとっては激熱なんですよね。

  • 人気が主人公に集中していない
  • 周囲のキャラもずっと出続けている

子どもの頃大好きだった〇〇の拳は、推しができてもすぐに〇んじゃうんですよね。

ここが大きな違いかなぁ。

チームコナンの本気度がビンビン伝わる

今回とっても良かったと思ったのが音楽。

映画音楽の効果を今一度練り直そうっていう、チームコナンの本気度がビンビン伝わってきました。

ストーリー構成などもそうですが、チームとして一年間、練りに練ってじゅんびしているんだろうなぁって、なんだか感動しちゃいました。

毎年映画を上映するって、ほんと、すごいことですよね。

映画音楽のクオリティが爆上がり

前作の黒鉄の魚影の時も思ったんですが、効果音としての音楽の使い方のクオリティが爆上がりしているように思いました。

人気がでたアニメの映画版というクオリティをはるかに超えているように思います。

詳しい考察ができる程の知識がなくて申し訳ないのですが、音楽によって見ている側の感情をぐっと引き込むような感じがすごくなっているんですよね。

テーマ曲が流れた時の興奮

007、スターウォーズ、パイレーツオブカリビアン、ルパン三世などなど、有名なテーマ曲があるシリーズモノの映画は、その音楽が流れるとめっちゃテンションあがりますよね。

特に名探偵コナンのテーマが大好きで、日常生活でもよく口ずさんでいます。

急いで着替えたりするときなどに

チャラチャァチャァ、チャラチャーチャーチャチャ

ってね。

推しキャラファンへの気遣い

映画にはそれぞれ、メインのキャラが設定されています。

今回は怪盗キッドと西の名探偵服部くんです。

ですが、ファンのために無理のない範囲で人気キャラを登場させるという演出がまた、憎いですね。

私の推しは哀ちゃんなのですが、最後の最後に登場してくれました。

そして、毎回映画の最後に、来年の映画の予告映像が流れ、次回のメインキャラクターが誰なのかが発表されるわけですが、

今回はなんと、今まで映画では主役になったことがない、あの刑事が。

そして、最後に聞こえた声の主は、〇〇〇ではないかということで

「ん、ってことは、次回は〇〇〇も主役級の活躍をするのか?」

ガチ勢は今から大盛り上がりなのだそうです。

楽しそうですよね。

スターウォーズエピソード5で秘密が明かされた時、次の作品をどんな気持ちで待てばよいのか、わからなくなってしまったことを思い出しちゃいましたよ。

そういったファンサービスもとっても上手だと思います。

ロケ地じゃないのに聖地巡礼

我が出身地の名古屋も「緋色の弾丸」で名古屋城などが出てましたが

ロケ地じゃないけど、聖地巡礼ニーズ、ありそうですよね。

シンガポールのあの有名ホテルとかね。

そういった意味では、今回の映画は聖地巡礼で北海道一周しようっていうファンが出てきそうな作りでしたよね。

メインの舞台は北海道の函館

※無料素材からお借りしました

特設サイトもOPENしてました

conan.hakobura.jp

他の場所への忖度なのか、網走や稚内、小樽などにも、とある人がヘリコプターで回っているんですよね。

同じ順路で回ろうぜっていう聖地巡礼の観光が増えそうですね。

タイアップってお金になるなぁと、下世話な想像をしてしまいました。

まとめ:結末を見届けることはできるのか

名探偵コナンのガチファンではない私ですが、もうちょっと沼にハマってみようかなって思わせるような、映画のクオリティでしたね。

スターウォーズファンからすれば、毎年必ず映画を上映してくれるなんて

ほんと、最高ですよね。

エピソード5のあの告白から、何年待たされたことか。

「年月立ちすぎて、出演者の容姿が変わってまっとるやないかい!」

って、映画館でつっこんじゃいましたもん。

なので、コナンファンがうらやましいんですよ。

一年に一回、こんなに大きなイベントがあったら、楽しいですよね。

でも、

名探偵コナンに対しては一抹の不安がありまして、

それは

自分が生きている間に黒づくめの組織との対決は決着するのだろうか?

ということです。

今回の映画を見ると、黒の組織との対立に怪盗キッドが参戦してくるのでないかという匂わせもあり、

最強布陣がそろって、それぞれに立場から黒づくめの組織との対立が進んでいくのかな

あぁ、というわくわく感もあるのですが、

これって、いつ決着するの?

という不安が増大したことも事実。

スターウォーズ好きの9歳上の友達が、一時期製作がSTOPしていた際に、

「自分が生きている間に結末が見られなかったらどうしよう」

っていう話をしていたんですが

今の私の心配はまさにそれで

青山先生、〇〇の拳みたく、一度決着がついたら続きがあったパターンでも良いので、なんとか一旦の決着を観せてはもらえないでしょうか。

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