お題「節約する(ケチる、ともいう?)のが好きですが、みなさんの節約術を教えてください。ぜひ参考にさせていただきたいです。」
昔走っていた、岐阜大垣発東京行の快速電車※に乗ったことがあるかずさんです。
※特急券不要 青春18きっぷで乗れたため、お金のない学生ご用達の夜行電車でした。
1996年3月のダイヤ改正で指定席列車に変更となり、快速「ムーンライトながら」として再スタートを切って、2009年から2021年までは臨時夜行快速列車「ムーンライトながら」として生き残っていたんですね。
東海道本線を走る唯一の夜行の普通列車が約130年の歴史に幕を下ろしたことによって、東京~名古屋間の移動手段は新幹線か高速バスの2択となってしまいました。
リニアが完成すれば3択になりますが、私が生きている間に実現するでしょうか。
夜行バスには向かない中途半端な距離
長距離のバス移動というと、深夜バスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
寝ている間に移動できるので一石二鳥ですもんね。
但し、東京~名古屋間の夜行バスにはひとつ問題があります。
それは中途半端の距離にあるので、6時間程度しかかからないということなんです。
便によると、ゆっくり走るのか7時間くらいの所要時間の場合もあるようですが、基本は6時間なんですよ。
バスに乗ってすぐに寝られる人は稀だと思うので、最大で5時間くらいしか寝られません。
また、深夜発ですのでそれまでどこかで時間を潰さなくてはなりません。
また到着すると早朝、お店がまだ開いていないような時間に町に放り出されてしまいます。
自宅から実家への移動など、拠点があれば別ですが、旅行などに利用する場合は、まぁまぁ過酷な環境になってしまうんですね。
若さと勢いがなければちょっと厳しいです。
ディズニーランドやジブリパークと直結便がある
この記事を書くために、いろいろなサイトを調べていたのですが、高速バスにはディズニーランドやジブリパークに直結している便があるんですね。
ディズニーランドから名古屋
さくら観光さんが運営しているNETWORK701便
東京ディズニーランドのバスターミナルをPM22時に出発して、東京駅と池袋、新宿を経由してAM6時に名古屋駅に着きます。
閉園時間まで遊び倒して、移動せずにそのままバスに乗り、朝起きたら名古屋に着いてるってなかなか良いじゃないですか。
ディズニーランドからホテルや自宅に帰るのって、体力的にもきついし、せっかく夢の国にいたのに現実に戻されますからね。
バスに乗ったらそのまま朝までの方が、夢の国の余韻を味わえそうです。
東京からジブリパーク
WILLER EXPRESSさんが運営しているWT301便
AM7時に新宿駅を出発して、PM12時20分にジブリパークに到着します。
同じ時間に新宿からジブリパークに着こうとした場合、AM9時より前には出発しなければなりません。
約2時間の差で、最大9000円弱の金額差が生じます。
これはかなり大きな差ですよね。
ジブリパークの営業時間は17時までと、かなり早めですが、チケットは各エリアごとに入場時間が定められている予約制ですので、ひとつだけ行くということもできます。
13時としても閉園まで4時間ですが、ジブリの大倉庫を観るのにはちょうど良い時間みたいです。
二日に分けていくのも良いかもしれませんね。
※いろいろな人のブログを参考に所要時間は記載しています。
時間単価は約2000円
新幹線のぞみで行く場合
所要時間:約1時間40分 運賃:約1万500円 到着駅:名古屋
新幹線こだま(ぷらっとこだま)で行く場合
所要時間:約2時間40分 運賃:約8600円 到着駅:名古屋
高速バスで行く場合
所要時間:約6時間 運賃:約1700円~5500円 到着駅:星ヶ丘他
ぷらっとこだまは通常運賃ではないので、繁忙期などは価格があがります。
例えばGW中の場合は9800円ということで、700円くらいしか安くなくなってしまいます。
所要時間の差をアルバイト換算してみたら
首都圏のアルバイト代は時給1000円を超える時代ではありますが、所要時間をアルバイト代に換算し、得かどうかを考えてみました。
新幹線のぞみとぷらっとこだまを比較してみた場合、約1時間所要時間が伸びて、運賃は約2000円安くなっています。
新幹線のぞみと高速バスを比較すると、4時間以上所要時間が伸びておりますが、最安値と比べてみると8000円以上安くなっています。
変動する価格を調べてみると、3000~5500円くらいの価格帯が多いようです。
高速バスの5500円とのぞみを比較しても、一時間単価は1000円を超えていますので、アルバイト程度の金額が得するということになりますね。
お得感は金額の問題ではない
急遽の移動であったため、行きはぷらっとこだまで、帰りは高速バスを利用しました。
ぷらっとこだまは1ドリンク引換券もついていますので、かなりお得感はあるのですが、なんでしょう。
同じ新幹線利用であるため、明らかにお金をケチった感が否めないんですよね。
理由がそれしか思いつかないんです。
旅行のクーポン扱いになるんでしょうか?通常の発券方法ではなく、面倒だということも、もやもや感に拍車をかけています。
その点、高速バスだと名古屋駅を出発してから高速道路にのるまでに、市内にいくつか乗り場があり、そのうちのひとつ、星ヶ丘というバス停が今回私が滞在していた場所から近かったのです。
兄に名古屋駅まで送ってくれとは言い辛いですが、出勤する際に星ヶ丘駅まで乗せてってと言えば頼みやすい。
早朝の第一便に乗れば13時過ぎには
このように、乗り場が便利であったという言い訳もつくわけです。
誰に対しての言い訳なのか?もちろん自分に対してです。
社会人になってるのに、セコいことをやっている自分に対して。
コンセントはなくUSB端子のみ
パソコンで仕事をやる気満々でバスに乗り込んだのですが、そこにはコンセントがなく、USB端子(Type-A)のみでした。
普段は基本的に持っているんですけどね。
私のようにならないためにも、バスに乗るときはデジタル環境をしっかりと確認するようにしてください。
読みたい本があればあっという間
高速バスは電車の車窓と違って景色に趣がないように感じます。
ぼーっと考え事でもしようかと思ったのですが、電車のようにはできませんでした。
※サービスインターから見た浜名湖
パソコンでの作業という手段も奪われてしまった私には、本を読むという選択肢しか残されていません。
図書館で本を借りてから出発していたので、このへんはばっちり。
リモート勤務により、通勤時間の読書タイムがなくなった私にとっては、貴重な読書時間となりました。
心理的距離は大事
親族だけでなく、友人知人もたくさんいますので。
冠婚葬祭、その他もろもろ。
年を重ね、すこしづつ時間に余裕が出てくるようになったので、これからは高速バスもありかなって感じました。
昔に比べて椅子の座り心地がずいぶんと良くなりましたしね。
今までは「遠いから」「時間がないから」という言い訳をして、ずいぶん不義理を重ねてきました。
しかし、高速バスが安い時期であれば、往復でも5000円を超えないということになりますので、心理的距離がぐっと近くなります。
もう少し気軽に名古屋に行くことを検討しても良いかもしれません。
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