子供と接するのが苦手な父親の記録 kazusanuchisan’s diary

当事者意識を持つことをテーマに海や公園へ、日々子育てに奮闘中

おとうさんの仕事は身近にいてもわからない

在宅勤務となり早4か月。

小学校の登校の付き添いに、学童保育へのお迎え。

その時はとてつもなくラフな格好で日中学校の周りや公園をうろうろ。

近所の方々や小学校の先生には完全に「仕事をしていない、痛いお父さん」と思われているであろう、かずさんです。

 

子供の頃、目には黄疸がある真っ赤な顔で日中近所をうろうろしている、明らかに仕事をしていない、有名なおじさんが近所にいました。

そのおじさんはわたしの兄の同級生のお父さんでした。

 

周りの親たちは「あの子と遊んじゃいけません」と言っていましたが、まったく気にせず兄は遊んでいたので、わたしもたまに一緒に遊んでもらっていました。

 

どうしても昼間に学校のまわりをうろうろしているお父さんとなると、その方を思い出してしまいます。

子供たちに覚えられるのは構わないのですが、わたしが学校でいじめの材料にならないか、少し心配です。

 

社長はわが家にはいません!

子供の頃といえば、わたしには忘れられないエピソードがあります。

わたしの父は一時期、雇われ社長をしていました。

オーナーとして会長が君臨している、サラリーマン社長です。

父と母は、子供に自分の親が社長だということが知れてしまうと、教育上良くないと思ったらしく、しばらく秘密にされていました。

 

ある日、留守番をしていると電話がなりました。

「●●さんのお宅ですか?社長はいらっしゃいますか??」

と言われたので、

「うちには社長はいません。」

といって、電話を切ってしまいました。

 

母親が帰ってきた時

「なんか変な電話がかかってきて、社長はいませんかって言われたから、いませんって言って切っちゃったよ。うちには社長なんていないのに変だよね。」

と報告。

 

もちろん携帯電話などない時代。

どうやら急ぎの連絡だったらしく、ちょっとした騒ぎになったようでして。

その夜、兄と一緒に「父親がある小さな会社の社長である」ことの説明を受けました。

 

それまでは「住宅の設計士」であると説明されていました。

わたしはそれを「かっこいいなぁ」って思っていたので、社長であると言われて、少しがっかりした記憶が残っています。

 

わたしの父は戦前生まれの昭和の人間で、まったく仕事を家庭に持ち込まないタイプでしたので、仕事をしている父の姿は記憶にありません。

だからなのかわかりませんが、お金を稼ぐことの厳しさを知らずに、のほほんと育っていってしまいましたね。

 

後に父の会社は倒産してしまい、一家は離散を余儀なくされるなど、お金の面ではえらい苦労をしたのですが、「自分が行う行為(仕事)」の対価としてお金をもらうこと、お金を回収することへの厳しさは、本当の意味では身についていないような気がします。

 

「仕事をすれば自動的にお金はもらえる」という甘い考えが抜けきらないでいます。

友達や知人から、「サラリーマンには向いていないんだから、独立すれば?」とよく言われるんですが、実行しないのはその自覚があるためです。

親父とおなじように、会社を倒産させてしまうような気がしてならないのです。

 

いつもパソコンでぱちぱち、時折パソコン上で誰かと会話

わたしの仕事はキャリアコンサルタントです。

(※独立して個人でやっていらっしゃる方も多い職種です。)

 

仕事上、在宅勤務でもまったく支障がないため、コロナ騒動に乗じて完全なる在宅勤務にシフトしていました。

 

学校も休校でしたので、子供たちの隣で仕事を行う日々。

わたしの仕事は子供たちにどのように見えているのでしょうか。

 

ほとんどの時間は、パソコンとにらめっこ。

ぱちぱちキーボードをたたいています。

 

たまに、PC上で誰かと会話をしています。

相談にのっているわけですが、内容は難しくてわからないでしょう。

 

「ねぇ、おとうさんってどんな仕事をされているの?」

って聞かれたとき、子供たちは答えられるんでしょうか。

「決して仕事をしていない人ではないですよ」って先生に説明できるのでしょうか。

 

学校の先生、政治家、開業医は子供も同じ職業に就きがち

人は知らない仕事には就きません。

という話は、以前記事にさせていただきました。

www.kazusanuchisan.com

嫁さんは子供たちにわたしの仕事内容については説明してくれているようですが、仕事について何か聞かれたことはまったくありません。

机を並べて仕事をしていても、同じように質問をされることはありません。

興味もないようです。

 

子供時代の生活の中で、キャリアコンサルタントなんていう仕事には触れないですからね。

仕方がないことだと思います。

学校で強いて例えるなら「保険の先生」のような立ち位置でしょうか。

でも、かなり誤解も一緒に伝えてしまいそうなのでやめておきましょう。

 

あらかじめの状況報告はクレーム防止の最重要ポイント

小学校の休校時は、ほとんどの時間を子供と一緒に家の中で過ごしました。

相談者と話をする際には、子供たちと同じ場所にいるわけにはいかないので別室に移動しますが、ゆうても同じ屋根の下。

 

ですので、面談を開始するときに、事前に説明するようにしていました。

 

・現在はコロナの影響で在宅勤務であること。

・コロナの影響で学校が休校になり、子供が近くにいること。

・今は子供が放置状態になっているので、不測の事態が起こるかもしれないこと。

 

 

「コロナだから仕方がない」という空気感は絶大で、すべての人に快諾いただきました。

 

事前説明をしておくことで、宅急便が来た時も、電話がかかってきた時も、「少しお待ちいただけませんか」と言いやすくなります。

 

先方も、もしかしたら気分を害しているかもしれませんが、一度「大丈夫です」と言ってしまっているからには、文句を言うことができません。

 

しかし、クレームが発生したか否かが重要ではなく、話をした方が最終的にどう思ったか、が重要です。

コロナ騒動が起こる前であれば、気分を害する方もたぶん発生してしまうのではないかと思います。

 

「重要な話なんだから、しっかりとした場所と体制の中で話をするべきだろう!」と。

 

当然感じることだと思います。

しかし今、「コロナだから仕方がない」という忖度が、今までにはない常識を生みつつあります。

在宅勤務がもっとやりやすくなりますので、なんとかそういう世の中になってほしいと祈るばかりです。

そうなれば、子供たちの前で仕事をする機会が増えるはずなので。 

 

相談者と深刻な話をしている途中で姉妹喧嘩勃発

まぁ、でも自分が相談事をしている隣で、子供の喧嘩が発生するなんて、だれも思っていないですよね。

ステイホームが長引き、ストレスがたまり始めたのか、とうとう恐れていたことが勃発しました。

 

相談者と深刻な話をしていた最中、姉妹の喧嘩が勃発し、下の子が泣き叫び始めました。

遠くにいてくれればなんとかごまかしながら話を進めたのですが、泣き叫びながら仕事部屋に入ってきてしまったものですから、もう仕事になりません。

 

相談者にはお詫びをし、10分後に連絡しなおすことを約束し、一旦中断となりました。

 

ここで子供に怒ってもどうにもならない

いままで、離れた部屋での軽い喧嘩や泣いてしまったりしたときなどは、相談者に断って少し中座し、

子供に対して「仕事中だから静かにして!!!」って怒ってしまっていました。

 

子供からすれば、「仕事とわたしたちと、どちらが大切なの!」とでも感じていたんでしょうね。

 

しかしその時の喧嘩の様子は、鈍いわたしでもさすがに「怒ることではどうにもならない」ことを感じ取れました。

下の子の話を聞き、上の子の話を聞き、しばらくは一緒にいないほうが良いと判断。

下の子の遊び道具を仕事部屋に持ってきて、別々に遊ばせることにして、急場をしのぐことに。

 

経験の幅は人を寛大にする

少し落ち着いたので、中断してしまっていた相談者に再度連絡を入れます。

冒頭で相談者が妻帯者であることと、お子さんがいらっしゃることは知っていましたので、少し甘えてみようかなと思いまして。

「下の子が同席することを了承いただけるか」と聞いてみますと、「自分も体験があるので、わかります。大丈夫ですよ。」と言っていただけました。

 

個人情報も入った相談事ですから、まだ話がわからない年齢とはいえ、本当であれば他人が同席すべき内容ではありません。

 

たまたま相談者が子育て経験者であったので事なきを得ました。

独身の方だったとしたら、心の底からの快諾はむずかしかったでしょう。

 

人って、自分が体験したことに関してはとても寛大になれますよね。

コロナに関することで発生してしまう面倒なことを、皆が容認しているのは、すべての人が同じ経験をしているからなんだと思います。

 

また人生経験が豊富な方がいろいろなことに寛大なのは、そういう理由からなんでしょう。

 

一方で、「俺が経験した時にはこんなに苦労したんだから、同じように苦労するべきだ!」と考える人もいますよね。

 

姑にいじめられた恨みがつのり、自分が姑になったら同じように接する人

姑にいじめられたから、同じ思いをさせまいとやさしく接する人

 

母親からは「自分と同じ思いを嫁さんにはさせない」と言って、同居はぜったいにしないそうです。

わたしの母親のように、今の姑世代の方々は後者の方が多いように思いますが、自分もすべてのことに対して、そうありたいものです。

 

家族といえども共有してよい内容ではない

これからしばらくは在宅勤務が増えそうなので、子供たちの近くで仕事を行う機会が増えそうです。

一方で、本来であれば相談内容は家族と言えども共有してよい内容ではありません。

ですので、核心の部分は聞かれないようにしなければなりません。

 

ですので、お父さんの仕事は身近にいてもわからないまま、過ぎていくでしょう。

 

しかし、もし万が一興味を持ってくれたのだとしたら。

 

 

また相談者にお願いして、同席を許可してもらおうかなって考えています。

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