好きな飲み物はすべてお酒になってしまう、かずさんです。
私のベスト3は下記のとおりです。
- ジンのソーダ割すだち添え(喉を潤すならコレ! )
- 日本酒(本醸造酒)の熱燗(寒いときにはコレ! )
- シングルモルトウイスキーのストレート(夜のひとときに)
※無料素材からお借りしました
お酒好きの方ならお気づきだと思いますが、いずれもアルコールがガツンをくる飲み物です。
自分はアルコール度数への耐性がつよく、お酒の苦手な人はアルコールの刺激が嫌いなのだと思っていました。
今回、この方と話をするまでは、です。
- お酒は苦手ではないが 味 が嫌い
- 中国でのビジネスで鍛えられた強者だった
- 日本にも似たような文化は存在する
- 飲みやすい=美味しいお酒として扱われることの違和感が解決
- まとめ:酔いたいわけではなくアルコールの味が好き
お酒は苦手ではないが 味 が嫌い
仕事の場で宴席を供にしたAさん。
お酒が進んでいないようでしたので、
「お酒が苦手なのであれば、ソフトドリンクにしましょうか? 」
と、おたずねしたのですが
「お酒は飲めるので大丈夫ですよ」
なんとなく、その応え方に違和感を感じたので、いろいろ聞いてしまいました。
その方、アルコール耐性などはつよくて、結構たくさんお酒を飲むことができるんですが、アルコールの味が嫌いなんですって。
今まで生きてきた中で、
お酒が苦手な人=アルコール耐性がなくてすぐに気持ち悪くなってしまう人
そう思っていたのですが、なるほど、そういう人もいるのか。
正に 目から鱗 でした。
中国でのビジネスで鍛えられた強者だった
このAさん、最近まで中国でビジネスをしていた人で、お酒については強者でした。
中国って、お酒に関するマナーがうるさいみたいですね。
何でも三原則ってのがあるようでして。
- 誘い合って飲む(手が空いている人を見つけ、一緒に飲む)
- 乾杯は干杯(一気に飲み干す)
- 飲む量を確認し合ってから飲む(干杯、半杯、随意)
※半杯はグラスの半分、随意は好きなだけ飲みましょうという意味
つまり、一緒に飲み合う相手を見つけ、誘う時に「干杯」なのか、「半杯」なのか、「随意」なのかを確認して、お互いの合意の上で飲みます。
こちらが「随意」で誘っても、相手が「半杯」と言ってきたら、「半杯」に優先権があり、随意で飲むことはできません。
※無料素材からお借りしました
ちびちびと自分のペースで飲むことはできないんですね。
Aさんは、アルコール耐性はあるので、飲むことはできます。
ビジネスを有利に進めるためには、やっぱり飲めた方が良いようです。
しかし、アルコールの味が「不味い」わけですから、それはもう地獄のような日々だったとか。
私がそんな世界に住んでいたら、速攻で体を悪くしそうです。
中国には住まないようにしようと思いました。
日本にも似たような文化は存在する
日本にも「乾杯」の文化は存在しています。
しかし、一般に普及したのは明治・大正期で、意外に新しいしきたりのようです。
り、頃からであることが、「文明開化と乾杯」(山本志乃)で考察されています。
江戸時代末期、米国へ渡航した幕府役人が、立ち上がって杯と杯とを軽く合わせて飲むしきたりを見たことが文献に残されています。
ですが日本にも、もっと昔から乾杯文化があったのではないかと思わせる地域があります。
高知県に伝わる「おきゃく」で乾杯
「おきゃく」とは宴会のことです。
お座敷遊びにルーツがある楽しみ方が多いようですね。
机には置くことができない形(例えば天狗のお面のような形の盃)である「べく杯」。
コマを回して、コマが指した方向にいる人が、出た絵柄の盃を使って酒を飲み干さなければならない。
囃子歌を歌いながら次々と飲んでいく「菊の花」は、今はほとんど見なくなった学生の「一気飲み」にとてもよく似ています。
飲みやすい=美味しいお酒として扱われることの違和感が解決
TVとかで日本酒などを試飲する場合によく
「これは飲みやすくて美味しいですね!!」
っていう台詞がでるじゃないですか。
その度に
「はぁ?飲みやすい酒なんて味がしねぇだけじゃねえか。何が旨いねん!」
って思っていたんですよね。
あの飲みやすさって、恐らくアルコール感がないってことですよね。
お酒が飲める人も、ほとんどの人がアルコールの味は好きではないってことかぁ。
だから
飲みやすさ=アルコール感がない=美味しい
ってことになるんだなって、ようやくわかりました。
私はまごうことなくマイノリティです。
まとめ:酔いたいわけではなくアルコールの味が好き
お酒が好きだというと、何故か酔っぱらうことが好きなだらしのない人というイメージがつきまといますよね。
でもこれからは自信をもってはっきり言えることができます。
俺はアルコールの味が好きなんだ!!
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