春といえば”花粉”の季節ですよね。
一時期ひどかった花粉症、だいぶ良くなったのですが、箱根旅行に行ったら鼻水が止まらなくなってしまいました。
水のようにうすい何かが滝のように。
勝手にスギ花粉へのアレルギーだと思っていたのですが、季節を考えるとヒノキ花粉へのアレルギーが強いのかもしれません。
箱根にはスギ林もヒノキ林もあるみたいですから、春に行くのは避けた方が良さそうですね。
ちなみに家に戻ったら、2日目には元通りになりました。
なにはともあれ、久しぶりの家族旅行の企画でしたので、リクエストを聞いてみました。
- 嫁さん⇒ゆっくり美術館めぐりがしたい
- 子ども⇒プールで遊びたい(裏リク:温泉旅館の料理が苦手)
- わたし⇒自然の中で温泉に入りたい
うーーん、なかなか両立が難しいリクエストですよね。
皆さんは思い当たる場所、ありますか?
春の沖縄は少し泳ぐには早いか
プール=南の国でビーチリゾート
ということで、真っ先に沖縄を検討してみたのですが、沖縄といえども春休みはまだ泳ぐのには早いんですよね。
過去、春休みに沖縄に行ったことがありましたが、泳ぎませんでした。
宿泊先にはプールもあったのですが、どうしても入りたいと思えるような気温でもなく、他のアクティビティの方が楽しそうだったので、入らずじまい。
でも「水着持ってこれば良かった!」とは言われたので、持っていたら入っていたのかもしれませんね。
もちろん沖縄にも美術館はあるのですが、特に絵画がみたいということで、そういう意味では良い場所を見つけることができず。
久しぶりの沖縄旅行も次に持ち越しですね。
春にプールに入るには
そもそも春に屋外プールに入るのは厳しい。
かといって、室内プールで探すのも難しい。
あっ、そういえば春でも入れそうなプール、あったじゃないですか。
そうか、温泉みたいに温かいプールだったら入れるじゃん。
ん、待てよ。そういえば他にもそんな場所ってあったよな???
そうそう箱根ホテル小涌園のユネッサンだ!
思い出しました、ユネッサンですよ。
箱根ホテル小涌園に宿泊すれば、チェックイン前もチェックイン後も、滞在中はユネッサンの施設は使い放題!www.hakone-hotelkowakien.jp
2023年7月には大リニューアルが実施されて、流れるプールも誕生してます。
そうそう、ここがあったじゃないですか。
宿泊がお得だと思う理由
ユネッサンリゾートには、水着着用のユネッサンと、元湯 森の湯という温泉エリアがあります。
通常料金はユネッサンのみで2500円、両施設利用で3500円です。
2日間利用だと7000円になります。
季節によって宿泊料金は異なりますが、仮に2万円だったとしても、7000円引きとして考えると1万3000円です。
考え方にもよるとは思いますが、私はかなりお得だなって感じます。
知らぬ間にリニューアルしてた
「箱根ホテル小涌園」って1959年に開業したんですね。
むかーーーし、学生時代に一度、行ったことがあるんですよね。
一旦2018年1月に幕を閉じ、旧ホテルの名称のまま、『ユネッサンと一体的 に「温泉」「自然」「食事」を体験できるホテル」というコンセプトでリニューアルオープンしたんだそうです。
海外からのインバウンド狙い?
でぇぇーーーっかいスーツケースを持った、海外からの観光客がめちゃめちゃたくさんいました。
従業員の方は、語弊を恐れずにいうなら「ここ数年で一生懸命英語を勉強しました」って感じの英語をフルに活用して、接客されていました。
温泉旅館特有の料理が苦手な外国籍の人は多い筈
我が下の娘はお刺身食べられないし、好き嫌いが多いので、温泉旅館の料理が苦手なんだそうです。
私のリクエストが温泉だと知って「温泉旅館って苦手なんだよなぁ」って心配していました。
ということで、ビュッフェスタイルの箱根ホテル小涌園にしたのですが、海外から来た人たちも、日本料理を食べたことがない人もいると思うので、そうなると確かに温泉旅館の料理ってハードル高いですよね。
材料が何なのかがわからない料理も多いですし。
その点、ビュッフェであれば、日本料理にチャレンジしたい人にも、普段食べなれた料理を食べたい人にもマッチしますもんね。
特に外国籍の子ども達にとって、食べられる食事は少なそうですもん。
朝食もビュッフェです。
温泉旅館の朝食、大好きなのですが、朝食の洋食ビュッフェが美味しそうだったんで、ついついこんな感じになりました。
黒いパンは、ローストビーフとアボガドサンドです。
これが絶品でしたね。
左上はカレーです。朝カレー最高!!
リニューアルしたてでとにかく綺麗
”木”のぬくもりを基調とした作りで、とにかく綺麗
ね、雰囲気あるでしょ。
夜になると火がゆらゆらしてるんですよ。
マジ、ずっと見てられるわ。
奥に見えるのはBARです。
手前は誰もが使えるロビースペースです。
徹底的な合理化
とにかく従業員の数が少ないように感じました。
だからといって人手不足でサービスが足りないっていう感じでもない。
徹底的に合理化を考えられているのではないかと思います。
ロビーにとにかく人がいない。
荷物を持ってくれての部屋案内はなかったです。
その代わりに荷物を運ぶカートが大量に置いてありました。
まぁ、別にそれで全然困らないですもんね。
ウェルカムドリンクもセルフサービス
こちらはずっと飲み放題でした。
アルコールも飲み放題にしての合理化
夕食のビュッフェですが、アルコールもすべて飲み放題でした。
生ビールは自動サーバーがあって、それ以外もワイン(赤・白・スパークリング)、ハイボール、酎ハイ、焼酎、日本酒の熱燗(全自動)などなど。
あらゆるお酒の種類が揃っています。
もちろん、ノンアルコールのジュースも飲み放題。よくある機械が設置されていました。
大盤振る舞いなわけですが、その代わりに従業員が全然いないです。
スタート時間を2回にわけることで、席に案内する人と食器を片付けてセッティングする人が兼務でまかなえます。
何十人も入る会場ですが、従業員は数名しかいないようです。
それでいて、サービス不足を感じさせず、むしろアルコール飲み放題でサービスが良いイメージを醸し出しています。
見事としか言いようがありませんでした。
ホテルが生き残る一つの方法を見た想いがした
ビジネスホテルなども、受付は全自動にしたり、AIロボットが出迎えてくれたり、人件費削減の方向にどんどん進んでいます。
いかにサービスの質を落としたと思われずに人件費を削るのか。
今後ホテルが生き残っていくひとつの方法を見たような気がします。
清潔感もありきれいなホテルはとっても過ごしやすく、おそらくそこは人件費削減はしていないのでしょう。
リゾートホテルの手厚い出迎えは個人的には大好きなのですが、価格帯にもよりますし、いろいろなスタイルがあっても良いと感じました。
宿泊費が全然違いますからね。何を求めるかってことなんだよなぁ。
とにかく、快適に過ごすことができました。
不快な思いは一度もしなかったです。
お部屋とお風呂については、第二弾でご紹介します。
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