コロナウィルス騒動の影響で、会社に在宅での勤務をお願いし、家で毎日上の子供と過ごしているかずさんです。
ひとり暮らしが長かったこともあり、家事は一通りこなせます。
料理はいくつかある趣味のひとつです。
という前提の上でですが、
ここ3週間は在宅勤務ということもあり、進んで「主夫」業をさせてもらっています。
2年前の夏休み以来の「主夫」業です。
違いがあるとすれば、前回は有給休暇消化中でしたので、完全な「専業主夫」。
そして今回は共働きでの「主夫」。
そして今回、兼業であるが故に痛切に実感したことがあります。
それは
毎日3食の料理を作っている主婦の方は本当に大変(ネタが尽きる)。
旦那が定年退職したことで、3食用意しなければならなくなったのに、家で毎日ゴロゴロされて猛烈に”いらいらする”という奥様の気持ちが良くわかります。
自分一人だったら自分の都合で適当に済ませられますからね、でも他人につくるとなるとそうはいきません。
また、さも当然のような顔をされると腹がたちます。
ほんとーーに大変ですよね。3食ご飯を作るのって。
そこで今回は、簡単に作ることができるお昼ご飯をご紹介したいと思います。
私の昼食料理のレパートリー
レシピ本をみることもなく、ささっと作る必要がある昼食。
料理が趣味と偉そうに言ってしまいましたが、わたしが普段好んで作っている昼食のレパートリーなんて、たかだかこんな感じです。
ズバリ、テーマーは野菜を摂取するか低カロリー
・もやしと豚肉と玉ねぎと人参とピーマンの野菜炒めがのったインスタントラーメン
・もやしと豚肉と玉ねぎと人参とピーマンの野菜炒めがのった焼きそば
・ソーセージと玉ねぎと人参とピーマンを入れたスパゲッティナポリタン
・葱と人参と豚肉とレタスを入れたチャーハン(ナンプラー風味)
・レトルト商品を使い、葱を加えた麻婆豆腐
・レトルト商品を使い、豚肉、玉ねぎ、キャベツ、卵をいれたスンドゥブ
・冷やしとろろ蕎麦
あっ、気付いちゃいました??
まず、料理といえるような料理ではないってこと。
そして最初の3つは、最後の仕上げだけ違いますが途中の工程や材料はほとんど一緒 。
これだと2週間ともちません。
中には正直、子供向けではない味付けのモノがありますので、子供と一緒の昼食には不向きだったりします。
そこで今回レパートリーを増やすことに挑戦してみました。
鶏肉のフォー
嫁さんに教えてもらった鶏肉のフォー。
上手に出来るか不安でしたが、意外に簡単に出来ました。
材料 二人前
・輸入食材屋さんで売っているフォーの乾麺
・ねぎのみじん切り(薬味)
・鶏のもも肉一枚(スープ&具材用)
・水500CC
・生姜ひとかけ(スープ用)
・ねぎのみどり部分少々(スープ用)
・みりん(料理酒)大さじ1(スープ用)
・塩少々(下味&スープ用)
・ナンプラー少々(スープ用)
※醤油でも代替え可能だと思います。
作り方
【行程1】
下ごしらえをしましょう。
・鶏のもも肉には軽く塩を振り、一口大に切り分けます。
・生姜は皮をむいて、500円玉程度を一枚薄切りスライス。
・ねぎ(またはセロリの葉)はみどり色の部分を5㎝くらいに切ります。
・薬味用のねぎはお好みの形で(薄くスライスしたり白髪葱にしたり)
【行程2】
・水500CCを鍋に入れ、鶏のもも肉と生姜とねぎとみりん(料理酒)を入れます。
・火にかけ、沸騰させます。あくが出るので丁寧に取り除きましょう。
・弱火で20分程度煮ます。終わったら火を止めて、生姜と葱を取り除きます。
・最後に塩とナンプラー(醤油)を少々。味を調えたらスープの完成です。
※とってもシンプルな味なので、味見をしながら塩味の加減はお好みで。
【行程3】
・スープを煮ている間に、別の鍋でお湯を沸かし、フォーの乾麺を茹でます。
・指定されている時間で茹でた後、ざるなどにあげます。
※ぬるぬるを除きたい方はざるにあげた後、水で洗うと良いでしょう。
※熱々の麺が食べたい方は、一度水で洗った後、もう一度湯煎してください。
【行程4】
・茹でた麺をどんぶりに移し、スープをかけましょう。
・スープを取るのに使った鶏肉は、具材としてお召し上がりください。
・お好みでねぎとナンプラーを追加して完成です。
料理って化学ですよね
何故鶏肉を水の状態から入れるかというと、ダシを取るためです。
鶏肉は沸騰したお湯に入れると、タンパク質が固まってしまい、ダシをとるのに必要な肉の旨味がスープの中に出なくなってしまうんだそうです。
料理って科学ですよね。
ダシをとる=骨から、というイメージはありますが。。。
本格的に作るのであれば、鶏ガラを買ってきてスープを取るのでしょうが、そんなことをやっている暇はないです。
どうしても骨からダシを取りたいのであれば、手羽先や手羽元を使った方がいいかもしれません。
でも今回は鶏肉自体から出る旨味をベースにスープを取っています。
こうすることで、茹で時間が短く済むわけですね。
但し、肉の味がストレートにでますので、肉質は良いものを選んでいただいた方が良いでしょう。
より本格手な味に仕上げるためには
味は超あっさり。
塩や醤油で味を調えるわけですが、東南アジアの料理が好きな方はぜひナンプラーも用意してください。
※チャーハンもナンプラーで味付けすると、とたんに東南アジア風になりますよ。
ナンプラーは塩気が結構強いので、少量でもしっかりとした味がつきます。
パクチーやレモンのしぼり汁なども用意すると、ぐっと本格的になりますね。
スープが少々、肉が結構余ると思うので、翌日親子丼を作る
出汁を鶏肉からとるので、どうしても鶏肉の使用量が多く、フォーの具材として食べるには多すぎます。
ですので、少しのスープと余分な鶏肉をとっておき、翌日に親子丼などを作れば、食材を効率的に使うことができます。
親子丼の作り方は、調べればすぐに出てきますので、ここでは割愛させていただきたいと思います。
何にでも三種の神器を入れる(なすの肉みそ炒め)
わたしの料理の三種の神器
・にんじん
・たまねき
・ピーマン
どうしても野菜が不足しがちな外食。
せっかく家で食べるなら、とにかく野菜をとろうという意識は高いです。
そこで登場するのが、わたしの料理の三種の神器。
基本、何を作るにしてもこの三品を入れますね。
上の子といっしょに買い物にいき、お昼ご飯になにが食べたいかを聞いたところ、レトルト食品コーナーにて指さしたのは「なすの肉みそ炒め」でした。
記載されているレシピには、なすのみを追加すると書かれてありましたが、そこは見なかったことにさせていただき、三種の神器も切って投入。
美味しくいただきました。
何にでも三種の神器を入れる(酢豚もどき)
イシイのミートボール、お弁当の定番ですよね。
わたしが子供の頃からあったと思います。超々ロングセラーの商品です。
但し、これだけを食べていると栄養が偏ってしまいます。
ですのでわたしは、イシイのミートボールを作る際には三種の神器を加え「酢豚もどき」として食べるようにしています。
材料 二人前
・イシイのミートボール 二袋
・たまねぎ 中1/2個
・にんじん 中1/2本
・ピーマン 2個
作り方
【行程1】
・三種の神器を食べやすい大きさに切ります
【行程2】
・イシイのミートボールを湯煎します
【行程3】
・三種の神器を炒め、柔らかくなったところで湯煎したイシイのミートボールを加え、少し炒めます
これで完成です。
小学生の子供が特に気に入ってくれたメニューはこちら
3週間の間にかなりいろいろな昼食を作りましたが、リクエストの熱量が大きかったのは下記のメニューです。
一位:鶏肉のフォー
二位:フォーを作った後の親子丼
三位:なすの肉みそ炒め+三種の神器
四位:スンドゥブ
五位:イシイのミートボールを使った酢豚もどき
いかがでしょうか?
もし作られた方がいらっしゃいましたら、感想を聞かせてください。
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