「桜」の花に対する愛が年々膨れ上がっている、かずさんです。
TVを見ていたら、上野公園の花見が全面的に禁止になっているというニュースが流れていました。
屋外とはいえ、大勢の人がぎゅうぎゅうになって食事を共にするというシーンは、確かにコロナウィルスの拡散を防ぐという意味ではご法度なのでしょう。
しかし一方で、息が詰まるような生活を強いられている昨今、屋外でのレジャーはある程度許されてもよいんじゃかいかなって思います。
家族はどうしたって一つのクラスターの単位になるわけですから、家族が花見をしながら外で食事をするのも、家で食事をするのも一緒じゃん。
ということで、人が集まるような場所ではなく、屋外で心地よく、人との距離が保てて、花見を楽しめる場所を求めて、近所を散策してみました。
日本は桜の国。至る所に桜は咲いています。
きっと、歩いていける範囲内に桜のきれいな個所はあるでしょう。
ということで、花見に行ってきました
ということで、今ならではの日常の楽しみ方を求め、近くにある花見スポットに家族でいってきました。
桜はまだ4分咲きといったところでした。
東京近郊の中では、毎年遅めの開花ですので、他の場所はもっと咲いているのかもしれません。
天気は快晴。
たまご焼きとおにぎりって、なんでこんなに合うんでしょうね。
海苔の在庫がなくなってしまっていたので、韓国のりで代替えです。
弁当箱は、お節料理用に買ったお重。
容器ひとつで全然印象変わりますね。
嫁さんは「風が寒い」と言っていましたが、わたしにとっては心地よい風が吹き、鬱積したストレスが、風とともにすこしづつ体から剥がれていくような、素敵な時間をすごすことができました。
コロナウィルスが猛威を振るっていても、大地震が日本列島を襲ったとしても、桜は変わらず美しい花を私たちにみせてくれます。
国破れて山河在り。
自然の偉大さ、こういう場面になるたびにかみしめています。
私が知っている、あまり有名ではない桜の名所
【東京都渋谷:桜丘町のさくら坂】
渋谷にある会社に勤めていた頃、毎年楽しみにしていた場所です。
名前が桜丘ですもんね。
桜がなかったら詐欺みたいなものです(笑)。
明治維新の際、薩摩軍海江田隊長が桜の木を植えて住宅地として開発したそうです。
座り込んでの宴会っていう感じではないので、あまり有名ではないんだと思いますが、本当にきれいです。
渋谷の街を歩いていたら突如あらわれる異空間。
タイムスリップでもしたのかと錯覚するような感覚に陥りますよ。
場所は渋谷駅の南改札西口を出て、国道246号線をやや南に入った場所にあります。
【東京都王子:音無親水公園】
王子駅周辺には桜で有名な飛鳥山公園があります。
江戸時代から有名な桜の名所。
徳川吉宗公が植えたという、伝統ある桜の名所です。
こんもり小高い丘に咲き乱れる桜。
江戸時代とかであれば、かなり遠い場所からも見ることができたことでしょう。
さぞや美しかったに違いありません。
ですが、有名であるがゆえに訪れる人も多いです。
ここは静かに、駅からの距離は飛鳥山公園より近い、音無親水公園に行ってみましょう。
北口を出て、バスターミナルとは反対側(西側)にでると、すぐ目の前に公園はあります。
渓谷のような地形に桜が咲いていますので、ちょっとした旅行気分が味わえますよ。
【東京都赤羽岩淵:荒川赤羽桜堤緑地】
地下鉄南北線 赤羽岩淵駅を出て、荒川の方に5分ほど歩くと堤防沿いに公園があります。
土手には芝桜が植えてあり、 タイミングが合えば両方鑑賞できて、お得感満載です。
川沿いですから風通しも良く、コロナウィルスが充満してしまうような心配はありません。
腰を降ろして食事などをしても、風向きを考えて陣取れば、感染の心配は少ないのではないかと思います。
108本のソメイヨシノが堤防の上に咲いている姿は、はるか昔の日本の風景に思いをはせることができる、最高の場所です。
【東京都吉祥寺:井の頭恩賜公園】
以前、三鷹の森ジブリ博物館に行った時に花見をした体験を紹介させていただきました。
ここは有名なんだと思いますが、とっても良かったのでご紹介させてください。
【おまけ 愛知県三河:桜淵公園】
以前、実家に帰省した際に偶然訪問した、桜絶景の講演を紹介させていただきました。
愛知県では有名かもしれませんが、それ以外の地区では無名だと思いましたので、ご紹介いたします。
【おまけ 愛知県熱田:白鳥公園~神宮公園】
大河ドラマ「麒麟がくる」で再三出てきている熱田の湊。
わが故郷です。
子供の頃、花見といえば近所にあった白鳥公園から神宮公園までのライン。
あの織田信長もきっと花見をしていた筈。
桜としては有名ではないかもしれませんが、歴史に心を馳せながら、桜を楽しむのも一興です。
遠出が出来ない今こそ、東京で花見をしませんか?
遠出が出来ない今だからこそ、近所の桜自慢、してみると楽しいかもしれませんね。
せんか?
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