緊急事態宣言がでる可能性がある中で家族を護る行動について考える

北海道知事である鈴木さんが緊急事態宣言を出した時、どうして国はだせないのに地方自治体がだせるんだろうって疑問に思ってしまったかずさんです。

 

後々調べてみたら、北海道知事が出した緊急事態宣言って、法的強制力はなく、「注意喚起」や「抑制」という意味らしいですね。

 

しかし、強制力のありそうな強い言葉を使ったことによって、その効果を発揮しました。

あたかも法的強制力があるかのように、各所で対処されましたし、報道も行われましたし。

鈴木知事って本当に頭の良い方ですね。

目的を達成するために、どんな方法が一番良いのかを考え、躊躇せずに行動されたんだと思います。

 

おっと、このままでは政治的な意見をいう話になってしまいそうです。

このブログで、緊急事態宣言の是非や問題点などを書こうと思った訳ではありません。

 

もし、法的強制力のある緊急事態宣言が出されたら。

 

マスクやトイレットペーパーの時のように、気が付いたときに行動しているのでは遅いのではないかと。

緊急事態宣言がでた時にもあわてないために、今行っておくべきことを考えてみたいと思います。

そもそも緊急事態宣言とは何か?

子供たちに直接かかわる内容にしぼって考えてみたいと思います。

行政機関は住民に対し、生活の維持に必要な場合(病院への通院など)を除いて、外出の自粛を強制することができます。

付随して、学校だけでなく保育園なども休校させることができたり、百貨店や映画館などたくさんの人が集まる施設の使用を制限することができます。

さらに、必要がある場合は、臨時の医療施設を整備するために、土地や建物を所有者の同意を得ずに使用できるようになります。

また、運送事業者に対し医薬品や医療機器の配送の要請や指示ができるほか、必要な場合は、医薬品などの収用を行うことができます。

 

これによってどんなことが起こりうるのか。

もし最悪の事態は、学校や保育園、会社などにも行ってはいけないこととなり、家族全員が家でこもることとなります。

外出できない状況が、一か月以上続くことになるかもしれません。

通っていた学校がある日突然、病院になってしまうことも考えられますね。

 

そんな懸念がある緊急事態宣言が出された時、何が起こるのか、思いをめぐらせてみました。

ありとあらゆる生活用品の買い占めが始まる

小学校の休校が決まった週末、家に子供がいることになった家庭は、お昼ご飯の分も余計に準備をしなくてはならなくなりました。

その結果、冷凍食品やチルドのお惣菜、お米といったお弁当に必要な商品が、さらには保存がきいて、お昼ご飯に便利な乾麺やインスタントラーメンの類がスーパーの棚から消えました。

 

家族の一部が「たかだか一食分」いままでより多く家でご飯を食べることになっただけで、市場から商品が消えたのです。

仮にもし「明日の正午から外出してはいけません!」という宣言が出された場合、どのようなことが起こるかは想像つきますよね。

万が一、そのような場面になった時、スーパーに駆け込まなくてもよいような備えをしておく必要があるのではないかと考えたわけです。

 

決して買い占めを煽っているわけではない

マスク類は例外として、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどは売り場に戻ってきましたね。

本当に良かったです。

 

そもそもガセネタだったわけで、流通が動いている間は欠品などするはずがありません。

でも皆が同じものを買おうとしたら、小学校休校発表のあった翌日のように、あっという間に商品は棚からなくなってしまいます。

 

わたしが言いたいのは、小さな子供がいる家庭においては、必需品だと考える日用品を、ゆるやかに備蓄していくという行動をとった方が良んじゃないかということなんです。

キーワードは、ゆるやかに。。。です。

 

前述したような

・トイレットペーパーなどの紙類

・お米や乾麺などの主食類

・防災用備蓄としても使えそうな缶詰類

・保存がききそうな食材

 

そしてなんといっても、お菓子。

 

えっ、お菓子って必需品??

普通に考えたら違いますよね。

では何故必需品として考えているのか、理由について触れてみたいと思います。

怖いのは子供が感じるストレス 

大人であれば「今までに経験したこともない危機的な状況なんだから、我慢しなければならない」くらいのことはわかりますよね。

でも、それを子供に理解しろって無理だと思いませんか。

「今の子供はぜいたくだ!!」なんていっても始まりません。

 

「冬の朝は寒くて布団から出られなかった。その頃から比べたら今の家の中は暖房を使わなくても温かいんだから、ちゃんと起きなさい!」なんていっても無駄。

生まれた時から気密性の高いマンション暮らし、タイマー付き床暖房が決まった時間になると部屋を暖めてくれる。

そういった環境で育ってきてしまっているわけですから、「昔と比べたら、こんな寒さなんてどうってことない」という理屈は、子供たちにとっては理解不能ですもんね。

 

「トイレットペーパーがなくなったら、用をたした時に都度シャワーで洗えばいい」なんておっしゃっている方もいらっしゃったようですが、子供にとってそれはストレス以外のなにものでもないと思うんですよ。

 

始めて体験する不自由な生活。

それはきっと、とてつもなく大きなストレスを生み出すのではないかと思ってしまいます。

そうならないためには「不安」に感じる部分をなくしてあげて、なるべく日常と同じ生活を過ごせるようにしてあげる。

親ができることって、こんなことくらいではないでしょうか。

 

子供を笑顔にかえる必須アイテムがお菓子

何日も何日も家にいて、退屈な日々。

家族みんなにストレスがたまり、空気が重い。

そんな場面に美味しいお菓子が登場すれば、それだけで場は少しはなごむんじゃないでしょうか。

普段はほとんどお菓子の買い置きなどはしていないのですが、パーティーパックを少しづつ買うようにしています。

 

わが家は緊急事態宣言にも備えているから大丈夫

最近、子供たちには、「わが家は緊急事態宣言がでても困らないような準備をしているから大丈夫だよ!」というようにしています。

 

今まではスーパーなどでの買い出しに一緒に行くのは嫌がっていました。

でも最近は、積極的に手伝ってくれるようになりました。

 

自分の今の欲求をみたす何かを買いたいというのではなく「これは(備蓄的観点で)買っておいた方がいいんじゃない」なんてことを提案してくれたりします。

 

必要以上に何かを買い占めるのではなく、トータル的に備蓄を増やしながら有事への備えを皆でおこなっていることで、連帯感も少し感じるような気がします。

 

買い占めをやめて!といっても無意味

もう一度言わせてください。

買い占めを推奨するつもりは全くありません。

 

今は基本、一部の商品を除いてスーパーの棚にはあるわけですから、コロナの脅威がなくなるまでは、一か月間家にこもる可能性を考えて、行動をすべきなのではないかと思っています。

少しづつの備蓄であれば、買い占めなどといった問題が起こることはないでしょう。

そろそろ洗剤の類の在庫もチェックしておこうと思います。

 

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