マンションを購入した頃、何度も地震でマンションが倒壊する夢をみていたかずさんです。
だからというわけではないですが、地震保険はしっかりと入っています。
だって、どう考えても入るべきなんですもん。
今回は、
- 年収があって所得税などを収めている
- 一戸建てやマンションなど持ち家がある
上記にあてはまる人は、地震保険には絶対に入った方が良いと思う理由について
ご紹介したいと思います。
支払った地震保険料は年末調整で戻ってくる
サラリーマンであれば、支払った保険料の一部は年末調整でお金が戻ってくることをご存じでしょうか。
もちろん地震保険も控除の対象となっています。
納税者が特定の損害保険契約等に係る地震等損害部分の保険料または掛金を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。
これを地震保険料控除といいます。
例えば収入が所得税に該当する場合、年間の支払保険料の合計が
50,000円以下の場合 控除額は支払金額の全額
50,000円以上の場合 控除額は一律50,000円
年末調整でお金が戻ってきます。
つまりですね、
年間の保険金が50,000円以下であれば、支払ったお金は全部戻ってくるんですよ。
保険に入っているのに、お金はかからないのとほとんど一緒ってことです。
※地震保険料控除の対象になるか、ならないかをしっかりと確認をしたうえで、ご契約ください。
地震保険っていくらかかるの?
私の場合の例です。
東京都在住
構造級別A コンクリート造
建物:600万円
家財:0円
上記の場合の保険金は、約1万4千円でした。
5万円を下回っていますので、全額が控除の対象です。
ちなみに、東京にお住まいで構造級別Aの場合、
建物:1,700万円
家財:100円
だと、ちょうど5万円弱になるようです。(2023年3月調べ)
契約するときに控除のことを知っていたら、もっと高い金額で契約したのになぁ、
って思ってしまいました。
マンション購入時に、不動産会社の人に教えてもらいたかったなぁ。
5年分の一括支払方式はどうにかならないか?
保険料の支払いって、月々だったり、一年に一回だったりするじゃないですか。
でも地震保険って、5年分まとめて請求が来るんですよ。
私の場合は、5年分だと約7万円の請求になります。
ちゃんと予定しておかないと、資金繰りが悪化しかねない金額です。
せめて一年ごとの支払いにならないですかね。
これだけが本当に困るんですよね。
補償内容はどうなっているの?
家屋が地震で被害にあった際、実際にかかった修理費を保証してくれるわけではなく、損害の程度に応じて地震保険保険金額の一定割合が保険金として支払われることになります。
全損⇒保険金額の100%
大半損⇒保険金額の60%
小半損⇒保険金額の30%
一部損⇒保険金額の5%
※原則として、同一敷地内における建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度
※マンション等の区分所有建物の場合は、各区分所有者ごとに限度額が適用
つまり、たくさん入ろうと思っても入ることはできません。
どうせ足りないなんて思わないで…
もし本当に地震があったら、保険金だけでは絶対に足りません。
全損の査定にはほとんどならないそうなので、住むことができなくなったとしても、
大半損で保険額の60%ですから、手元に入るのは360万円。
これでは全然足らないですし、住宅ローンも残りますね。
でも、だからといって地震保険は意味がないってことにはならないと思います。
絶対に必要です。
もし震災にあったとき、まとまったお金が入るとしたら、こんな心強いことはないと思うんですよ。
家が住めない状況になってしまったのであれば
引越ししなければなりません。
であれば、とりあえずの引っ越し費用と新しい住まいの敷金礼金にはなりますもん。
限度額内であれば、支払った金額はどうせ年末調整で返ってくるわけですし、
入らない手はないと思うんですが、皆さんはどう思われますか?
明日に向かって準備をするつぼみのように。
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