こんにちは。小学生時代は家で勉強を全くやったことがなかったかずさんです。
宿題は出るには出ていたのですが(今の子供たちと比べると圧倒的に少ない量でした)放課後はとにかく遊びたかったので、学校の休み中に宿題をやってしまい。家では全く勉強をしませんでした。
たまに間に合わなかった時には、朝学校でやってしまうという有様です。
その結果として、勉強する習慣が全く身につかず、のちに苦労することになります。
悔いのない人生を送ってきたつもりですが、数少ない後悔のうちの一つが勉強する習慣が身につかなかったことです。
子供たちが同じようなことにはならないように、これは親の責任として強く意識していました。
親の責任シリーズ、第二弾は「勉強の習慣」についてです。
自分と全く同じ過ちをするところだった
以前、このブログでもご紹介させていただきましたが、読書の習慣を持つことには成功していたので、子供たちは小学生の上がる前から本は始終読んでいました。
その頃って、勉強は国語中心ですので本さえ読んでいれば、なんとなく勉強している感じになるじゃないですか。
ですので、正直安心してしまっていたんです。
小学三年生ともなれば、勉強もすこしづつ難しくなり、宿題なども増えてきます。
上の子が小学四年生になった頃、嫁さんからこう言われました。
「勉強する習慣がまったくついていないから、協力して!」
「えっ、本とか集中して読めているから勉強もできてるんじゃないの?」
「読書好きと勉強の習慣がついていることは、まったく別だってわからないの?」
ごーーーーーん
よーーーく考えれば、自分自身も本を読むのは大好きでしたが、勉強の習慣は身についていませんでした。
そうなんです、子供には勉強する習慣を身に着けてほしいと強く願っていたにも関わらず、わたしはそれと全く同じ過ちを繰り返していたんです。
なんで気づかないんですかね。
ちょっと考えればわかりそうなものですが、「読書好き」=「勉強の習慣がついた」訳ではないのです。
嫁さんのたゆまぬ努力に、ただただ感謝
ここから嫁さんのたゆまぬ努力が始まりました。
放置せずに一緒に勉強したり、勉強する場所の環境を変えたり、スタンドを買ってみたり。
子ども達にも集中力はあると思うのですが、当初はついつい勉強とは関係ない本を読んでしまったり、好きな絵を書いてしまったりしていました。
勉強する時間を決めてスケジュール通りやることを習慣づけたり、時間を計って問題を解いてみたり、あの手この点の努力は続きます。
本当に細かなところをひとつひとつ、丁寧に寄り添って行っています。
勉強する習慣を身に着けさせるための方法を本で学んで、コツコツと実践していく努力たるや、本当に頭が下がります。
わたしはついつい自分の子供時代と重ねてしまい、
「そんなに厳しくしなくても。。。。」
って感じてしまうんですが、これがずいぶんと習慣づけに邪魔していたんだろうなあと思う今日この頃。
日本海峡より深く、自分の行動を反省する日々。
子どもと自分は別の人間である、当たり前のことなのについつい忘れてしまう自分が怖いです。
何故間違えたのかを考える大切さ
嫁さんと上の子との勉強スタイルを見ていると、自分がいかに持って生まれた能力のみに頼っていたのかを痛感します。
自分自身が学生時代、大っ嫌いだったことは
・スケジュールを決めて勉強する
・テストの振り返りをして、間違えた理由を考える
これじゃあ、成績が上がる筈ないですね。
特に感心するのは、試験が終わったら必ず嫁さんは一緒に答え合わせをして、間違えた個所の考察をしていることです。
「この前も同じような間違えしていたね。次は間違えないようにするにはこういう勉強をした方が良いよ」
っていう会話を聞いた時には感動しました。
生まれて半世紀が経過した今、勉強とはかくあるべきだと気づかされた思いです。
過酷とも思った努力が花開くか!?
あんなに努力をしているのに、いまいち成績が伸び悩んでいる。
もちろん他の子も努力しているのだろうけど、みんなこんなに努力してるんだろうか。
そんな心配をしていたのですが、ここ一ヶ月くらいで急に成績が伸び始めました。
あんなに伸び悩んでいたのがウソのように急上昇です。
子供の努力が今、花開こうとしています。
そんなとき、親ってこんなにうれしいんですね。
今自分ができることを考える
子供たちはわたしには勉強のことについて、ほとんど質問してきません。
っていうか、わたしが勉強に関わることを嫌っているかのようです。
理由がわからないのですが、おそらく今までのわたしの態度が原因なのでしょう。
今更反省しても仕方がありません。
それよりもこれから何ができるのか?
勉強を教えるのは絶対にやってはいけないタブーのようです。
先生と違う教え方をしてしまうと子どもが迷ってしまったり、昔と教え方が違っていることも多いようで、百害あって一利なしなんだそうですね。
嫁さんの方針は正しいですから、そのサポートを第一に考えようと思います。
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