子供の頃からお泊り大好きのかずさんです。
私の母親は大の旅行好き。
私はその「血」を見事に引継ぎ、しばらく旅行に行かないと「うずうず」「うずうず」
子供達もしっかりと「血」を引き継いでおりまして「お泊り」大好き。
休みになると「旅行に行きたい!」と言い出します。
「勉強の習慣」はなかなか身に付かないんですけどねぇ。
「旅行の習慣」は教えなくてもしっかりと身についていました。
そして今、わが家のブームは沖縄。
私としても、子供が思春期を迎える前、つまり喜んで親との旅行に行ってくれる間に、何とか沖縄の主な離島は制覇したいなぁ、なんて考えている次第でして。
可能であれば春にも沖縄旅行がしたい。
泳げる季節ではないので「ビーチリゾート以外が楽しめる離島は?」という視点で検討し、西表島に行くことに。
コンセプトは「沖縄本島「やんばるの森」では果たせなかった「森の散策・探検」を西表島で果たす!!」です。
反省点としては、もう少し早く事前準備をしておけば良かったことかな。
その点についても記載したいと思います。
それでは、はじまり、はじまり。
- 避けて通れぬ自然破壊問題(旧ホテルニラカナイ西表島)
- 星野リゾート西表島ホテルのデイベットに大興奮!
- 西表島ホテル・繁忙期のアクティビティは事前予約が必須
- 星野リゾート西表島ホテル滞在中はとにかく砂浜で遊ぶ!!
- 西表島のおまけその1:秘境のんびりクルーズ
- 西表島のおまけその2:恒例の朝活
避けて通れぬ自然破壊問題(旧ホテルニラカナイ西表島)
※2019年10月よりホテルニラカナイ西表島 は星野リゾート西表島ホテルにリブランドを実施
ビーチリゾート、特に私が好きなオーシャンフロントのホテルは「自然破壊」の上になりたっています。
「自然保護」の観点からすればビーチリゾートそのものをなくしてしまった方が良い。
でも、何とか「自然破壊」を最小限に抑えたうえでビーチリゾートを愉しめないものか。
相矛盾する人間のエゴ丸出しなのが、私の実像です。
「森の散策・探検」「西表の自然を体感」というコンセプトからすると、星野リゾート西表島ホテル(旧ホテルニラカナイ西表島)が最適のホテルだなと。
しかし一つ問題が。
どうやらこのホテル、建設の際に「自然破壊」について問題があったようなんです。
私にははっきりとした主義主張がないので、詳しい内容やそれに対しての意見は記載しません。
ただ、そういったホテルを利用することが「環境破壊の手助け」になるのではないか。
という気持ちになってしまいました。
偽善者的な発想。なんの解決にもならない。
そんなことは重々わかっていても、どうしてもその考えからは逃れられない。
こんな気持ちで本当に旅行が楽しめるのか???
悩みに悩んでいた時に、ある記事を見つけたんです。
ホテルが引き起こしている環境破壊の問題のひとつとして取り上げられているトゥドゥマリ浜のウミガメ問題。
西表島ホテル(旧ホテルニラカナイ西表島)のすぐそばに、ウミガメが産卵に来るトゥドゥマリ浜があり、どうやらホテルの灯りが原因でウミガメが産卵に来なくなってしまった。
そこでホテルは対策を講じた。
「夜間は海側に遮蔽カーテンをする」
「レストランの照明を落とす」
「汚水やごみについて高度な処理をする」
これを「最大限の努力」と評価する声もある。
また、ホテルと月ヶ浜の間に防風林を設置。
強風対策だけではなく浜へ産卵に訪れるウミガメへの光害対策をしているため、客室から海が望めるのは4階の一部だけ。
「どういった考えでホテル開発を行ったのか」
その経緯はわからないですが、少なくとも現在は、景観などを犠牲にしてまでも「環境対策」としてできることを懸命にやっているような感じがしました。
これはもう自分の目で確かめるしかない。
星野リゾート西表島ホテルのデイベットに大興奮!
泊まったのは「デラックスツイン」。
アジアンテイストな雰囲気、好みのど真ん中ストレート!!
特にデイベットに子供達は大興奮!!
気に入りすぎて「デイ」はずっとここにいましたし、「ナイト」もそこで寝てました。
すいません。
人が写っている写真しかとっておらず、こんな中途半端でお届けしてしまいました。
長枕をすっかり気に入ってしまい、滞在中は「お気に入りのぬいぐるみを常に手放さない」状態になってました。
部屋からの眺めはこんな感じ。
これが防風&防光の木々ですね。
オーシャンフロントではないですが、ジャングル感が出ていて、それはそれでGOOD!
バルコニーにはベンチ、椅子、テーブルなどが置いてあって、外を見ながらゆっくりと時間を過ごすことができます。
なんかこの感じ、どこかで体験したような。。。
そうだ、パラオのプランテーションリゾートだ!!!
これですよ、これ。今回求めていたのは。
そして「環境問題」についてですが、
カーテンには、ウミガメの為、夜は灯りが漏れないようにカーテンを引いてください、とのお願いが書かれていたり、アメニティは必要な人が必要に応じてフロントからもらうというルールになっていたり、配慮が随所に伺えます。
しっかりと対策が講じられている印象が強く、私は好感が持てました。
嫁さんが誕生日だったので事前にケーキをお願いしていたのですが、素晴らしいのを用意していただきましたよ。
この時点で「来てよかった!!」って思いました。
コンセプトにぴったりで「環境問題」への対策も意識されていて。
これからも「環境問題」対策はぜひお願いします!!
宿泊することが、更なる「環境問題」対策につながると信じています。
西表島ホテル・繁忙期のアクティビティは事前予約が必須
ホテルを選んだ理由の一つに、アクティビティの充実があります。
自分たちだけでは決して出来ないような内容で、ガイド付きというプランが多く、とても魅力的です。
但し、年齢制限があったりするので、そこは要注意ですね。
本当は、初心者向けで「カヤック」と「トレッキング」が楽しめる「クラークの滝」を目指すツアーに参加したかったのですが、旅行の数日前にツアーを予約しようとした時には他の予約で埋まってしまっていました。
どうやら繁忙期は事前に予約でいっぱいになってしまうツアーが多いそうです。
繁忙期に行かれるのであれば、ホテルに予約した時点ですぐにツアー予約もした方が良さそうです。
結局私達は、「マリユドゥ&カンピレーの滝へジャングルを歩こう」というツアーに参加することにしました。
他にも「ヤエヤマボタル鑑賞ツアー」や「秘境のんびりクルーズ」「初めてのカヤックチャレンジ」「イダの浜で遊ぼう!」などといった、楽しそうなツアーが目白押し。
そんな中異色を放っていた、「やまねこの学校」というアクティビティにも参加。
これ「無料」なんです。この気持ちがうれしいですね。
「環境問題」対策のひとつだと思います。
西表島を代表する生き物「イリオモテヤマネコ」。
国の特別天然記念物にも指定されている、西表島固有の生物ですが、わずか100頭ほどになってしまったと言われている。
その「イリオモテヤマネコ」を通して、島の成り立ちから動物たちの生態まで、西表島のことを深く理解できる内容の講義でした。
沢山の子供が集まって、さながら林間学校の雰囲気。
わが家の子供達も「環境問題」や「生態系」「絶滅危惧種」などについて、いろいろと感じてくれたようです。
次の日の朝、月ヶ浜で見つけた、多分「イリオモテヤマネコ」の足跡。
絶滅していないことを確認!!
姿を観ることはできませんでしたが、ここにいることを確認しました(笑)。
星野リゾート西表島ホテルのジャングル体験
マリユドゥ&カンピレーの滝へジャングルを歩こう!!
沖縄県最長の浦内川の上流に位置する「マリユドゥ」「カンピレー」の2つの滝を目指すツアー(3歳以上)。
遊覧船でまずはジャングルクルーズ(約8km)
そして、上流の船着き場からのジャングルトレッキング(片道約2.2km)
歩き易い山道のトレッキングで、どなたでも気軽にご参加いただける人気No.1ツアー。
カンピレーの滝に到着したら、大自然の中でのランチタイム。
散策をお楽しみいただいて、来た道を戻ります。
お弁当、お茶、リュック(非防水)、長靴、カッパ(雨天時)、タオル付
長袖長ズボン、山歩きしやすい服装を準備すれば、後は完全にお任せ。
専用のガイドさんがついてくれて、いそいろな説明をしてもらえます。
今回、予約したのはわが家だけだったので、専属状態。
それも二人も!!
どれだけVIP扱いやねん!!
さあ、船に乗って出発です。
船に乗っている時間、思ったより長くていろいろ楽しめました。
大好きなマングローブも堪能。
ずーーーっとパーティの前と後ろにガイドさんがついてくれてました。
歩くペースや滞在時間など、状況を見ながら判断していただけました。
こんなに安心感に包まれながらジャングルトレッキングできるとは思わなかったです。
最高の贅沢だったような気がします。
これ、凄くないですか?
すっかり気に入ってしまいました。
遠くに「マリユドゥ」の滝が見えますね。
「カンピレー」の滝に到着したら、ホテルが用意してくれたお弁当です。
ガイドさんは少し離れたところより「鳥」などから守ってくれていますので、安心してお弁当が食べられます。
なんか、本当にVIPにでもなったような気分でした。
本当に3歳以上で参加可能なのか?その謎が判明!!
ジャングルトレッキングで片道2.2km㎞。
所要時間は5時間以上。
本当に3歳児でも大丈夫なのか?ってずーーーっと思ってたんですよ。
でも参加してみて、その謎が解けました。
下の子、当時4歳。
確かに道はそんなに厳しい訳ではないのですが、所々にやや幼児には厳しい難所が。
その時は必ずガイドさんが抱っこしてくれたり、全面サポートで助けてくれるんです。
その為の2名体制ではなかろうか。
子供の足が遅くて船に間に合わなさそうなときは、おんぶしてくれるみたいでしたよ。
なるほどね。
これは安心して参加できますわ。
星野リゾート西表島ホテル滞在中はとにかく砂浜で遊ぶ!!
トレッキング中は奇跡的に雨は降らなかったですが、天候不順でツアーの開催が中止になったこともあったようで、プールで泳ぐという感じにはなりません。
ということで、とにかく月ヶ浜で砂遊びをしていました。
主にやっていたのはこれ。
お山を築き、堤防をつくって波から守る。
小さな波は何重かの堤防がかろうじて防ぐのですが、大きな波が来たら一発でジ・エンド。
また作り直しです。
あれから子供も成長し、少し大きくなったので、こんなことはしてくれないでしょうね。
父親にとって、これがこの旅での一番の思い出になりました。
そうそう、月ヶ浜に沈む夕日、とても有名のようです。
遊び倒していたら、あっという間に夕陽の時間に。
楽しかった日が名残惜しい感じがしますね。
西表島のおまけその1:秘境のんびりクルーズ
朝活で浦内川の方に散歩をしていて、「浦内川観光」という会社を見つけました。
いろいろなツアーを運営されているようです。
もしかしたら、ホテルのツアーもここがやられているのかもしれません。
※徒歩圏に飲食のできるお店はなく、自販機とカップラーメンのみしかないので、ご注意ください。
「浦内川ジャングルクルーズ」が、大人2,200円 子供1,100円(消費税8%当時)
送迎はやっていないようですが、出航時間に合わせてニラカナイにも無料送迎バスが来ています。
ホテルで見た「秘境のんびりクルーズ」大人3,800円。
やっぱりホテル経由で申し込むと高いんだなって、このブログを書くまでずっと勘違いをしていたのですが、こちらは行き先が「仲良川」でした。
疑ったりしてごめんなさい。
ちなみに私が参加したツアーですが、ホテル経由も直接申し込みも、ほとんど値段は一緒でした。
さらにこの「浦内川ジャングルクルーズ」は「マリユドゥ&カンピレーの滝へジャングルを歩こう!!」の際に行う「ジャングルクルーズ」とほぼ一緒。
ご注意ください。
西表島のおまけその2:恒例の朝活
恒例の朝活は主に「月ヶ浜」の散歩です。
様々な生物の痕跡が
小さな蟹さんの歩いた跡や
砂浜にいる「蟹さん」を「イリオモテヤマネコ」がハントした跡。
蟹かやどかりの住処かと思われる。結構でかい。
こうして、6年越しの夢であった
「沖縄本島「やんばるの森」では果たせなかった「森の散策・探検」を西表島で果たす!!」
は実現しました。
最近では、様々な国と地域で環境を守る動きは高まっています。
ハワイではついに、日焼け止めやサンオイルの規制を始めるんだどか。
何が環境に悪いのか、教えてもらえた方が対策もたてやすいので、本当にありがたいです。
日焼け止めの代わりにラッシュガード。
![]() |
ラッシュガード 子供用 キッズ ジュニア 水着 UPF50 シンプル 無地 白 ホワイト 黒 uvカット 日焼け防止 夏 ジップアップ 長袖 スポーツ 海 プール 価格:720円 |
マリンスポーツ好きの人たちにとって、今や常識となりつつありますが、数年前までは日本ではそんな人、見かけなかったですからね。
習慣ってなかなか変わらないですが、帰られる習慣もあるんだなと思います。
私も自分ができることには積極的に取り組んで、いつまでも自然を、そしてビーチリゾートが楽しめることができるように努力していきたいと思います。
日本ブログ村に参加しています。
読んでよかったと思っていただけたらポチっとしてください。