「かるた」や「神経衰弱」では、もう子供に勝てる気がしないかずさんです。
ちいさい頃、ゲームをやるのはあまり好きではありませんでした。
理由は単純に負けると悔しいから。
そんな思いをするくらいなら、やらない方がいいやという訳です。
どうしてもという場面になったなら、自分が勝つ可能性が高いものを選びます。
もちろん勝つための努力もしていましたが、強い敵に負けながら研鑽していくというよりは、勝負の前に準備をするタイプでした。
下の子を見ていると、本当に自分にそっくりです。
似ていないのはゲームが好きだし、やりたがるところかな。
でもまけると泣き叫んで怒っています。
負けるとわかると、負ける瞬間をあじあわないように途中で止めたりもします。
こんな状態ですから、手加減せずに勝ち続けるわけにはいきません。
でもゲームって、わたしにとっては子供との時間を苦なくすごせる最高のアイテム。
では、子供とゲームをやる時にはどうしたらよいのか?について、先日綴らせていただきましたわけですが、
上記にも記載しておりますが、よめさんがオセロの「ハンデ戦」で下の子と引き分けるという快挙を成し遂げたのに、わたしはといえば「大敗」をきっするというありさま。
せめて何とかいい勝負がしたい。との思いが日に日につよくなっていったわけですが、遂にその瞬間がやってきました。
やったぁぁぁーーーー!! みごと引き分けました!!!
誰とも喜びをわかちあえなくて残念なんですが。。。(うれしくてすかさずフェイスブックにもあげたんですけど、ぜんぜん「いいね」はつかずじまい)
途中で何か達成できる予感がしたので、その一部始終を記録しました。
ご興味ありましたら、どうぞご覧ください。
- 珍しく下の子から「オセロ」に誘って来たよ!!
- よめさんのアドバイス通り、まずは「角」を取らせる
- 想定外で頭フル回転:必死のパッチ
- 3つめの「角」をどうするか悩んだ挙句、取らせてしまいました。
- 「ハンデ戦」の醍醐味を知る
珍しく下の子から「オセロ」に誘って来たよ!!
はやく帰宅できる日がありまして、下の子を保育園にお迎えにいった、その帰り道。
自転車の後部座席に乗せて帰っているのですが、
何の脈絡もなく唐突に、
「〇〇ちゃんって、オセロ強いんだよ!!」
って話しかけてきました。
「だって、この間かずさんとオセロやったらめちゃめちゃ勝ったもんね(笑)」
「帰ったらオセロやろうよ、そしたらまた勝っちゃうよ!」
保育園にはオセロはない筈。急にどうしたのでしょうか?
保育園のゲームで勝って調子にのっているのか?
はたまた、ゲームで負けてくやしいので勝つ気分を味わいたいのか?
まぁ、いいや。
ちょうど下の子と”ふたりっきり”になるので、「ごっこ遊び」にならないためにどうやって過ごそうかな?と考えていたところでしたから、
「やろう、やろう! でも今度は負けないぞ!!」って言ってやりました。
そしたら、「〇〇ちゃんはオセロ強いからまた勝つよ」ですって。
完全に対等の関係として認識されています。
これはこのまま「良きライバル」として存在できるチャンスですよね。
うーーーん、頑張らねばなりません。
よめさんのアドバイス通り、まずは「角」を取らせる
すでに”快挙”を成し遂げているよめさんに聞いたところによると
「角は取らせて後は真剣にやる」
ということでしたので、実践してみることにしました。
白=下の子、黒=わたし にてスタートです。
まずは「ハンデ戦」にするための状況整備です。
下の子は順調に「角」を取っていきます。
順調に、早々に「角」をふたつおさえてVサイン!ノリノリです。
そろそろ「ハンデ」を打ち切って、真剣勝負に打ってでなければなりません。
想定外で頭フル回転:必死のパッチ
3つめの「角」をどうするか悩んだ挙句、取らせてしまいました。
さすがに”やばい”か???
右上部分はもう捨てるしかなさそう。
左のはしっこの列と下のはしっこ列を死守しつつ、最後の「角」は流石に確保しないと前回と同じく「大敗」してしまいそうです。
頭をフル回転。必死のパッチですわい。
左のはしっこの列、上から2つめのマスを取りにいきますよ。
そのためには左のはしっこの列、うえから5番目のマスの白を消さなければなりません。
なんとかこの形に持っていきました。
これで左のはしっこの列と最後の「角」確保です。
下のはしっこの列を確保することに専念。
最後、まくりにまくってここまで持ってきました。
途中から先の先まで読みつつ、打つ手を選んでいきました。
今までオセロをやった中で、一番あたまをフル回転させたかもしれません。
先の先まで読んで打てたので、自分のレベルも一段あがったような気がします。
こうして何とか「引き分け」に持ち込めました。
ミッション、コンプリート!!!
めちゃめちゃ、嬉しいです。
「ハンデ戦」の醍醐味を知る
結果、3番目の「角」を取らせて正解でした。
将棋でも「ハンデ戦」をやったりしますよね。
飛車角抜きとか。
適正な「ハンデ」を与えるのって難しいですが、それさえできれば大人側も楽しめますし、成長もできそうです。
子供の成長に合わせて、すこしづつ「ハンデ」をゆるめていけるようにしたいなって思いました。
きたるべき、対等に勝負ができるようになる時のために。。。。
日本ブログ村に参加しています。
読んでよかったと思っていただけたらポチっとしてください。