高畑勲&宮崎駿 ファンなら必見の未来少年コナン展を観に三鷹の森ジブリ美術館へ

お題「銀歯が取れるくらい好きなお菓子は?」

子どもの頃から、ハイチュウ大好きかずさんです。

何故ハイチュウを思い出したかというと、先日、ジブリ美術館に行ったら昔懐かしいキャラメルが作品の中にでてきたんですよ。

昔のアニメを楽しむ企画展もやっていたので、ボケ防止の回想法にのっとって記事に書きたいと思います。

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いきなりおまけ:進化するお菓子・変わらないお菓子

そういえば「火垂るの墓」に出てくる「サクマ式ドロップス」は、製造元が廃業しちゃったんですよね。

※「サクマドロップス」はまだ製造が続いていますよ。

子どもと一緒にお菓子を買いに行って、昔からある懐かしいお菓子を発見すると、なんだかうれしくなっちゃいます。

私がハイチュウと並んで大好きだった、今でも売っているお菓子はこれです。

特にバナナ味が好きでした。

昔懐かしいミルクキャラメル食べたい!

土星座で上映されている作品、今回は「めいとこねこバス」でした。

その作品の中でめいちゃんが食べているお菓子が、懐かしの「ミルクキャラメル」

あれは森永ミルクキャラメルがモデルに違いない…

懐かしいですねぇ。よく食べてました。

作品中、めいちゃんが包装紙をぺりぺりめくって美味しそうに食べるんですよねぇ。

夜中に食べてた時には、観ていた人の多くは「夜中にキャラメルなんて噛んで食べたら虫歯になるよ」って、心の中でつっこんでましたね。

めいちゃんもねこバスも、キャラメルおもいっきり噛んでるんですよ。

誰もが歯の治療痕なんかないし、キャラメル噛んでも平気なんだろうなぁ。

ちょっと、うらやましかったですね。

新しいハイチュウを食べてみた

ハイチュウを調べてみたら、モチモチ感のあるpremiumや、外がパリッとした触感のコーティングがしてあるminiなど、いろいろなパターンの商品が出てるんですね。

miniを買ってみました。

外側は、思っていたより固くなかった。

小さいので少し物足りなさを感じてしまいましたが、味はとっても美味しいです。

仕事の合間に食べるにはちょうど良いかも。

三鷹駅からバスが楽ちん

三鷹の森ジブリ美術館へは、三鷹駅のバスロータリーからバスが出ているので、これに乗るのが便利です。

ちなみに徒歩で行くと15分以上かかるとか。

三鷹市 |三鷹の森ジブリ美術館ルート 時刻表

往復券を買うと、320円で往復できるので100円もお得です。

バス乗り場の近くで売ってますので、購入必須ですね。

井の頭公園を経由しての徒歩は遠かった

前回ジブリ美術館に行ったときは、井の頭公園で遊んでから夕方の回で行ったので、帰りは井の頭公園を散歩しながら帰ることにしました。

ですが、これが大失敗。

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前回は途中で食事をしたり、花見をしたりしながら、少しづつ近づいて行ったので、それほど遠いとは感じなかったのですが…

今回歩いたら30分近くかかってしまいました。

病み上がりの嫁さんも子ども達もバテバテで不機嫌に。

せっかくの楽しい思い出が、最後の最後で険悪な雰囲気に。

わざとじゃないんですよ。わざとでは。

でも家族に迷惑かけちゃいました。

大反省です。

行きたかった未来少年コナン展

場所:三鷹の森ジブリ美術館

期間: 2022年5月28日(土)~2023年11月(予定)

主催:(公財)徳間記念アニメーション文化財団

協賛:日清製粉グループ、ローソンエンタテインメント、日本テレビ

協力: 日本アニメーション

特別協力: スタジオジブリ

www.ghibli-museum.jp

ジブリ映画、もちろん大好きなんですけど、宮崎駿&高畑勲作品で最も好きなのはTVシリーズなんですよね。

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アルプスの少女ハイジ

母を訪ねて三千里

そして忘れちゃならないのが、未来少年コナン!!

今では別のコナン君がすっかり有名になってしまいましたが、こちらのコナン作品も最高です。

新しいファンが未来少年コナンを観ると

「あっ、このシーンってあの映画のシーンとそっくりじゃない」

って思うシーンが目白押しなんですよね。

その1:コナンとラナは正にバズーとシータ

「未来少年コナン」のストーリーは、一言で言うと主人公の男の子(コナン)が悪者に狙われる女の子(ラナ)を助ける物語。

それも出会ったばかりの娘なんですよね。

「天空の城ラピュタ」のストーリーが好きな人には特に「未来少年コナン」を観てほしいですね。

違いを考えながら観ると、時代の移り変わりにも気がつくことができるんじゃないかな。

コナンは人間なのに超人的、一方でバズーは

コナンって、人間のはずなのですが、超人的な肉体能力を持っています。

大型のサメを頭にのせて走り回るなんてことは、人間にできないです。

その能力をいかんなく発揮して、か弱い女の子ラナを助けます。

一方バズーは超人的な能力を持ってはいません。

空中海賊「ドーラ―家」の力を借りて、シータを助けに行くのですが、バズーはあまりにも無力です。

シータもか弱いだけの女の子ではなく、強い意志を持った娘として描かれており、シータがバズーを助けるといったシーンも出てきます。

ジェンダーに対する意識があまりにも薄かった時代

女の子⇒か弱くて男性に助けられて生きる存在

男の子⇒力強くて女の子を助けてあげる存在

というステレオタイプ的な発想で作られている感は否めません。

でもこの時代に生きていた人間としては、良いか悪いかは別として、仕方がないんじゃないかなと思います。

このあたりが気になる人は「未来少年コナン」は観ない方が良いでしょうね。

窓越しの再会は正にオマージュ

捕らえられているラナを助けに来たコナンと、建物の窓越しで再開するシーンは、正に天空の城ラピュタでのシータとバズーの再会シーンそのものです。

それ以外にも、コナンがラナをお姫様抱っこするシーンなど、似たようなシーンをよく見かけることが出来ます。

敵役の外見や性格がそっくり

未来少年コナンの敵役「ムスカ」

天空の城ラピュタの敵役「レプカ」

この二人、とっても骨格が似ているんですよね。

セリフとか歩き方とか、部下を平気で見殺しにするとか、最後に破滅していくところとか、そっくり。

ファンの間では、レプカはムスカの末裔だという都市伝説まであるそうです。

その2:カリオストロの城のルパンの動きは正にコナン

宮崎駿作品であるルパン三世カリオストロの城にでてくる、城から落ちそうになりながらも大ジャンプなどで切り抜けるというシーンがあります。

あれ、リアリズム的な観点からすれば、物理的にも人間の身体能力的にもあり得ないです。

未来少年コナンでは、そんな超人的なシーンをよく見かけます。

超野生児として育ったコナン

文明の力が一切使えなくなった環境で育った未来の少年コナン君は、野生児として育ったがゆえに人間離れした、超人的な力を持っています。

特に握力やジャンプ力ですね。

足の指で飛行機をつかんで一緒に飛んでいるシーンなどはよくあります。

さらに大ジャンプはするわ、素潜りがめちゃめちゃ上手だわ、怪力具合がハンパないわで、どにかく人間としてはありえない能力を発揮しています。

かなり漫画チックなわけですが、それが痛快なんですね。

「おいおい、ありえへん」と言いながらも笑っちゃう感じ、シリアスな中にギャグ漫画的な要素が含まれています。

未来少年コナンの有名なシーンとして多くの人の心に残っており、異論を唱える人をみたことがあまりありません。

とにかく痛快!この言葉がぴったりだと思います。

一方、天空の城ラピュタでは、バズーが天空の城に行ってからみせる、アクロバティックなシーンは未来少年コナンのシーンを彷彿とさせます。

でも、人間でもできなくはないかなというレベルから逸脱していないですよね。

より現実的なお話としての完成度は高いのですが、痛快感という意味では、「未来少年コナン」が圧勝なんですよね。

未来少年コナンをTVで見た現役世代も、見たことがない人たちも、未来少年コナン展はおすすめですよ。

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