クルーズ旅行で 沖縄本島・泊港発に寄港したらどう過ごしたらよいか?【首里城&国際通り】

歴史大好きで、今や歴史のついてのブログ記事を執筆するようになったかずさんです。

 

今回のクルーズ旅行で乗船した、MSCスプレンディダ号の唯一の海外寄港地である「台湾・基隆」を離れ、沖縄を目指します。

そういえば、台湾に行く前の夜と、台湾から沖縄に行く前の夜、合計2度日付変更線を通過しました。

クルーズ船が基準としている全ての時間が現地時間で動いているんですね。

当たり前っちゃあ当たり前ですが、船旅らしさを味わう瞬間でした。

あいにくの曇り空 短い自由時間をどう過ごす?

さて、沖縄での過ごし方ですが、既に何度か旅行で訪れています。

滞在時間が5時間くらいというのも難易度を上げています。

初めての沖縄本島であれば「美ら海水族館」で決まり!!!!って感じなんでしょうが、何度か行ったのでそれは却下

海が好きなので、 瀬長島ウミカジテラスでのんびり海と飛行機(空港がめっちゃ近い)を眺めて過ごそうかな、

ついでに隣接する琉球温泉瀬長島ホテルの温泉でも浸かって、

などと思っていたのですが、あいにくの曇り空。

うーーーん、どうしよう。

ではその曇り空を利用してしまおう、ということで急遽「首里城」に行くことに。

「首里城」に行きたかった理由とは 

今まで沖縄本島に訪れたのは海で遊ぶことがメインで、いずれも暑い季節でしたので「首里城」観光は候補に入ったことすらなかったです。

旅行に行く際は、なるべく事前にその土地の歴史などを勉強しているのですが、今回は船旅なので、貿易とか周辺国とかのつながりがある場所に行きたくなってしまいまして。。。。

次の寄港先が島津藩の鹿児島ですしね。

あまり知られていないと思いますが「薩摩島津氏の琉球侵攻(1609年)」によって首里城は陥落。

尚寧王は降伏し、独立国家琉球王国は中国からの冊封体制下にありながら、徳川幕府体制にも取り込まれるという、小国ならではの両属体制になってしまうわけです。

※冊封体制とは(百科事典より抜粋)

中国の歴代王朝が東アジアの国際秩序を維持するために用いた外交政策。中国の皇帝が朝貢をしてきた周辺諸国の君主に官号・爵位を与えて君臣関係を結んで、統治を認める一方で従属的関係におくこと

海とともに自由に生きてきた沖縄の人たちの象徴。

時代に翻弄されてきた、その中心にあった「首里城」をぜひともこの目で拝みたい。

「首里城」は「首里駅」からタクシーが正解

早朝に起きて、観光先を考えていた私だけノリノリで出発したのですが、いきなり暗雲 

船を降りて、タクシーでモノレールの駅に行こうとしたのですが、タクシー待ちの自由観光の方々で長蛇の列。

ふと遠くを見ると、ぞろぞろと歩いている人たちがいます。

きっと徒歩でモノレールの駅や繁華街に行こうとしているのでしょう。

 

泊港は来たことがありましたし、土地勘があり、歩いていける距離だということを知っていましたので、私達もその行列の後ろを歩いていくことにしました。

雲っててよかった。。。。

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龍がお出迎えしてくれました

これも天気が良くないことの利点でしたね。カンカン照りだったら厳しいですもん。

一番近い駅「美栄橋駅」まで、停泊した場所から20分以上は歩いたでしょうか。途中ドラッグストアで涼をとりながらの道中でした。

 

モノレールに乗り込んで、子供達はちょっと歩き疲れた状態で「首里」駅に着いたのですが、実は「首里城」、「首里駅」からはそこそこ離れていいるんですよね。

私は事前に調べていたので、この先首里城内も歩き回ることになるのを知っていましたから。

「子供の体力続くかなぁ」と心配しておりまして、思案していたところ、

駅を降りて「首里城」の方に階段を下りたらタクシーが停まっており「首里城歓迎」的な記載が。

 

タクシーに乗るほどの距離じゃないしなぁっての、あるじゃないですか。

正にそんな距離感だったので、渡りに船。

躊躇なく運転手さんに声をかけると、乗るとも言っていないうちから娘たちはうれしそうに率先して乗り込んでいました。

歩く気なし。ついつい行く末を心配してしまいます。

運賃7~800円くらいだったと思うのですが、これで商売成り立ってるんですから、結構利用客多いんだと思います。

タクシーがいてくれたおかげで、中を散策するときはぐずったりすることなく、子供達も愉しむことができました。

 

 多少体力を温存できたので元気に「首里城」観光。

とても感動しました。

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石垣が荘厳ですね

この感動は、クルーズで、しかも台湾から来たということが、とても強く影響したと思います。

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なんてことのない玉座も感慨深い

色使いとか佇まいとか、構造的なこととか、詳しくは全くわかりませんが、台湾との共通性をとても強く感じます。

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こちら、台湾の基隆で立ち寄ったお寺の中の風景。

首里城のイメージも、この朱色ですよね。

文化的な影響を受けていたんでしょうね。

はるか昔に旅をしている人のような気分に、自分を連れて行ってくれたような感覚を得ました。

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クルーズ船の愉しみ方、こんなところにもあるんですね。

いつしか必ずヨーロッパにも行ってみたいです。

リピーターになっている「まんじゅまい」さんへ

次の目的地、沖縄本島に来ると必ず行くお店があるのですが、ラストオーダーが3時ということで間に合うように「首里城」を出ます。

※もちろんタクシーに乗りましたよ。

モノレール「県庁前」の程近く。国際通りに行くのにも便利な場所にある

「家庭料理の店 まんじゅまい」さんです。

※2022年1月に移転されていますのでご注意ください。

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嫁さんと初めて沖縄に来て以来、もう何度目の来店になるでしょうか。

到着が結構ぎりぎりになってしまいましたので、追加注文が出来なかったのは残念でしたが、まいどまいど美味しい料理を堪能しました。

どうしてこんなに気に入ったのか、何が本州の沖縄料理屋さんと違うのか、訪問する度に嫁さんとディスカッションするのですが、未だに明確な答えが見つかっていません。

おそらく、調味料ではないかと。

砂糖が黒砂糖を使っているのではないかとか、醤油が違うのではないかとか、塩は沖縄の塩でしょうとか。。。。

写真で撮ったチャンプルとか、全然味が違いますもんね。

でも本州の沖縄料理屋さんも使ってますよね、多分、沖縄の調味料。

未だに理由を突き止めてません。

※この論理で行くと「日本のフランス料理は真のフランス料理ではない!」的な話になってしまうのであまり好きではないのですが、要はわが家は沖縄の調味料が好きだってことですね。

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チャンプルとご飯ですね。

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いつもありがとうございます。

食事が終わって、国際通りで軽くお土産を物色してから、タクシーで船に戻りました。

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また来るよ!!沖縄さようなら。

「海」には一度もいかなかったけれど、お父さんにとってはとても満足度の高い沖縄滞在でした。

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