子ども達はハイキング的な観光がこんなにも嫌いなんだ、と改めて気付かされたかずさんです。
我が家の子ども達は完全に都会派ですね。
虫が嫌いなので、林の中の散策路とか大嫌いですし、キャンプ的なことも好きじゃない。
今回の釧路湿原観光も大失敗でした。
釧路湿原って広大なので、観光するのって結構コツがいるんですよね。
失敗を教訓に、釧路湿原観光についていろいろと考えてみたので、誰に頼まれたわけでもなく備忘録として書き綴りたいと思います。
釧路湿原観光は目的を定めた方が良い
釧路湿原を観光しようと決めた時、所要時間は何時間くらいを想定しますか?
丸一日かけても充分なポテンシャルを持った釧路湿原
一方で、どこかの観光地に向かう通り道なので、ちょっと寄り道
みたいな観光を計画することもあるでしょう。
いずれにせよ、思っていたのより時間がかかるというケースが多くなるのが釧路湿原。
駐車場から展望台まで意外に遠かったり、散策路を進んでいくことでより良い景色が楽しめる感じになっていたり。
失敗しない釧路湿原観光の参考になれば幸いです。
釧路市湿原展望台は一時間かけないと意味がない
名前からして代表的な釧路湿原を望む展望台かと思いきや、地図をみると実は釧路湿原の西側の端っこに位置しています。
従って、釧路市湿原展望台からはこんな感じ。
イメージしたのと違いませんか?
湿原の象徴である釧路川が見えないからだと思います。
行くべき場所は、釧路市湿原展望台を起点とする遊歩道の途中にあるサテライト展望台です。
どうですか、思い描いたイメージに合っていませんか?
アフリカの草原にでも来たのかなっていう錯覚を感じることができます。
遊歩道を散策するには約1時間かかりますが、ここまで来ないと意味がないと思います。
散策するなら温根内ビジターセンター
道釧路湿原展望台から北に約3kmにある情報館で、ここを拠点に釧路湿原を散策することができます。
道道53号線沿いに駐車場がありますが、センターの建物自体は道路沿いにはありません。
Google先生で「恩根内ビジターセンター」で検索すると、森の中が表示されますし、大々的に表示が出ているわけではありません。
私はどこから入って良いのかがわからず、一度車で通りすぎてしまいました。
「恩根内ビジターセンター バス停」で検索すると、駐車場の位置が表示されるので、こちらで調べると良いと思います。
道路から少し奥まったところに、下記の看板がでていますので、階段を降りていきましょう。
この入り口からビジターセンターまでは3、4分といったところでしょうか。
ビジターセンターからは全長3.1㎞の木道のコースが設けられています。
長靴などの装備をする必要がなく、四季折々の様子を楽しみながら、ゆっくり散策して約1時間半で1周することができます。
散策したかったのですが、子ども達から大反対されて、泣く泣く引き返すことに。
行く前に同行者と相談して、歩くことが嫌かどうかを確認してから訪れた方が良いでしょう。
喧嘩になる恐れあり です。
短時間でふらっと観るならコッタロ湿原展望台
コッタロ湿原展望台からは、皆さんがイメージする釧路湿原の風景、蛇行する川や沼を遠望することができます。
タンチョウの営巣地として有名な低層湿原地帯です。
釧路から車で50分、摩周湖や屈斜路湖に向かう方向ですね。
駐車場から展望台には、この坂(階段)を上らなければなりません。
200メートルほどのようですので、5分くらいでしょうか。
夏は木々が生い茂ってしまうので湿原を見渡すことができないとか。
ちょっと注意が必要ですね。
駐車場から徒歩10分で着くサルボ展望台
駐車場から未舗装の山道を進んで徒歩10分で展望台に到着です。
さらに15分ほど進むとサルルン展望台があります。
両方回ると1時間超は必須。
途中に水草に覆われたサルルン湖をわりと近くで鑑賞することができますが、時間がなければサルボ展望台だけでも満足できそうです。
カヌーにチャレンジしますか?
釧路湿原では複数個所でカヌーに乗ることができます。
所要時間はコースによって様々ですが、だいたい2時間程度で、料金は1万円前後
朝コースや夕方のコースなど、時間帯も様々ですので、準備時間などを考えても、半日ほど予定すれば体験は可能ですね。
ノロッコ列車に乗りますか?
釧路湿原は電車に乗って観光することができます。
運行していない日もあり、運行本数も少ないので、必ずチェックしてから利用するようにしましょう。
展望者は全て指定席で、事前にインターネットから予約することができます。
電車の種類にもよりますが、釧路駅から行って帰って、往復で2~3時間くらいかかりますので、半日は必要だと考えた方が良いでしょう。
釧路川を間近に見ることができます。
満足度は高いと言えるのではないでしょうか。
丸一日でも足りないほど
釧路湿原、アウトドア派であれば丸一日あっても足りないでしょうね。
我が家のように、アウトドア嫌いであっても、半日はみておいた方が良いと思いました。
ふらっと立ち寄るのであれば、コッタロ湿原展望台かサルボ展望台でしょうか。
但し、片道15分くらいは歩くのが前提となりますので、足腰がしっかりしているうちにもう一度来たいなって思いました。
記事を読んでいただいた方の、釧路湿原観光が成功することをお祈り申し上げます。
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