初めて台湾でマンゴーを食べて以来、大好きになったかずさんです。
品種や原産国によっても旬は違いますが、初夏であることが多いようです。
タイフェスティバルが5月に開催されることが多いのも、マンゴーの旬に合わせているんじゃないかなって思います。
果物って食べ頃を見極めるのが難しいですよね。
私もマンゴーでは何度も失敗をしてきました。
今回は、その体験も踏まえ、参考になるような記事を書きたいと思います。
- 外国の果物はどうやって日本にやってくるのか?
- マンゴーは追熟する果物である
- スーパーでマハチャノック種を発見
- どうしてわざわざタイフェスでマンゴを買っているのか?
- 廊下で実際に追熟してみた
- 空輸されたマンゴーを箱買いしても固い状態のことが多い
- まとめ:判断基準は香りがたってきたかどうか
外国の果物はどうやって日本にやってくるのか?
海外の果物の代表格といえばバナナですよね。
あれだけ安いのは、飛行機ではなく船で運んでくるからです。
バナナは緑色の状態で収穫し、日本に運んだあと、黄色になってからスーパーなどの店頭に並びます。
でもこの方法をとっているのって、値段を安く抑えるためだけじゃないってご存じでしたか?
熟成して黄色になったバナナには、日本の農作物に害があるす可能性のある虫が寄生している恐れがあるので、輸入が禁止されているんですね。
いやぁ、知らなかったなぁ。
ですので、日本に陸揚げされるバナナはすべて「青い状態」であり、室(むろ)で追熟して黄色く熟成させてから店頭に並ぶんですって。
ちなみに産地国の人々もバナナを青いうちに収穫して日陰に置いて追熟させて、黄色になってから食べているんだとか。
であれば、バナナは今の体制がBestということになります。
しかし、マンゴーは基本、熟してから収穫する食べ物です。
出来れば、船便より航空便の方が良いですよね。もちろん値段にもよりますけど。
ちなみに輸入ぶどうは高級品は航空便で運ばれてきますが、多くは船便。
5℃以内の低温で貯蔵(ちょぞう)された状態であれば、1か月くらい日持ちするのだそうです。
なるほど、海外の果物は輸入されてくる状況にも気をつけなければいけないポイントがあるわけですね。
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マンゴーは追熟する果物である
マンゴーは船便と航空便があります。
船便だと1~2か月程度、航空便だと3週間ほどで到着するのだそうです。
店頭に並ぶ日を計算して収穫するわけですが、店頭に並んでからすぐ売れるわけではないので、どうしても余裕をみることになります。
腐ってしまっては、売り物にならないですからね。
それに本来は、熟してから収穫する果物ですから、なるべくぎりぎりまで木になっている状態にしておきたいわけです。
ですので、どうやって日本に来たのかは大きなポイントです。
また、どうしてもまだ熟していない状態で店頭に並ぶことになるわけでが、マンゴーを食べなれていない人(もちろん昔の私もそのひとり)は、買ってきてすぐに食べたいですよね。
熟していないマンゴーを食べて
なんじゃこりゃ、固いだけで甘くもないし美味しくないやん!
すっぱいだけやん!!
ってなっちゃうわけですよ。
こうはなってほしくない!!
熟しているマンゴーは果実全体が少しやわらかくなっており、香りもします。
固く香りがない状態であれば、冷暗所において追熟させましょう。
収穫した後もマンゴーは熟していきます。これを追熟と呼びます。
日があたらない、暑くない場所でなければ大丈夫だと思います。
マンゴーは冷やしてしまうと熟成が止まってしまいますので、決して冷蔵庫には入れないでください。
逆に熟成を止めたければ冷蔵庫に入れます。
スーパーでマハチャノック種を発見
日本で見かけるタイ産のマンゴーはナンドクマイ種がほとんどだったと思うのですが、なんと地元のスーパーでマハチャノック種のマンゴーが売っていました。
これは迷わず買いですね。
状態はまだまだ固い状態であり、香りもしません。
廊下で追熟させましょう。
どうしてわざわざタイフェスでマンゴを買っているのか?
果物って食べ頃の見極めが難しいっていうことは、マンゴーだけじゃなく、メロンなどで体験済みの方も多いのではないでしょうか。
では、今が食べ頃だという状態で売っている場所があれば、そこで買いたいと思いませんか?
そうです、それがタイフェスなんですよ。
大量のマンゴが2日間の間に売り切られる前提で輸入されています。
店頭でもすぐに食べることが前提に売られています。
つまり、タイフェスで売られているマンゴーは、食べ頃なんですよ。
この日をめがけて輸入されるわけですから。
これって、ありがたくないですか??
廊下で実際に追熟してみた
2個のマンゴーを購入し、追熟を実践してみました。
こちらは購入したてのマンゴーです。
触った感じもまだ固く、匂いもほとんどしません。
これは間違いなく、今食べても美味しくないでしょう。
購入後3日のマンゴーでも早かった
廊下で追熟していたマンゴーですが、少し匂いがするようになってきました。
すこし柔らかみも出てきたでしょうか。
試しに食べてみましょう。
冷やしてから食べましたが、やや早かったようです。
甘みもあり、美味しいのですが、程よく熟した味を知っている身からすると、やはり早すぎました。
見極めは難しいですね。
購入後8日のマンゴーは甘くなっていた
5日を経過したあたりから、甘い香りが廊下に漂うようになってきました。
8日めには50㎝以上離れているあたりからも、はっきり香りを感じることができます。
黒い点が少し出てきていますね。
これが大きくなってしまうと、熟した状態を通り越して腐ってしまいます。
そろそろ食べ頃でしょうか。
明らかに購入3日目に食したマンゴよりは、実も柔らかになり甘さも増して食べ頃でした。
前回が10の評価だとすると、40~50くらいの評価に爆上げです。
もしかしたら、もう1~2日我慢しても良かったかもしれません。
空輸されたマンゴーを箱買いしても固い状態のことが多い
コロナ禍でタイフェスティバルが中止になっていた時期は、仕方がなくインターネットでネット販売している会社を探して注文していました。
空輸ということでしたが、届いたマンゴーはまだまだ固い状態でした。
箱の中には追熟のことや食べ頃の見極め方法が書かれていました。
試しに届いてすぐに食べたマンゴーは固く、すっぱくて、美味しいとは言えない状態でした。
箱の中に取扱説明書がついていたので、追熟させてから食しましたが、スーパーで売っているマンゴーには追熟についての説明はされていません。
ほとんどの人が、まだ熟していないマンゴーを食べて
「あれっ、前に食べたマンゴーはもっと美味しかったのに?」
って、思っているんでしょうね。
まとめ:判断基準は香りがたってきたかどうか
廊下で1週間以上も追熟させている人はほとんどいないでしょうね。
見分け方、難しいですが、一番わかりやすいのが香りではないでしょうか。
熟してくると、離れた場所からも甘い匂いを感じることができます。
風通しがよく、日があたらないので廊下で追熟させるのですが、廊下に甘い香りがただいようになれば食べ頃です。
やっぱり、マンゴー買うならタイフェスですよね。
今年もわたしは、タイフェスに行ってマンゴの買い出ししますよ!!
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