娘が不登校にならないか、心配しているかずさんです。
保育園時代も、先生が変わったり、環境が変わったりすると
「保育園に行きたくない!!」
ってなってしまったので、よく公園に行って遊んでから登園していました。
その時の様子は、以前ご紹介したのでご興味ございましたら、ぜひご覧ください。
その頃、保育園でいつも言われていたこと
「喧嘩しているお友達の仲裁をいつもやっている」
「いつも先生の様子をみて、手伝ってほしいときはすぐに手伝ってくれる」
「怒ったり、泣いたりしたところを見たことがない」
あまりにも気がつきすぎて、保育園でリラックスできていないのではないかと、先生がいつも心配してくれていました
家では逆に感情をあらわに出して、泣き叫んだり、駄々をこねたり、普通の幼児と同じような様子なのですが、先生からは、そういった姿は想像できないって言われ続けていたんですよね
なんて、外面が良い子なんだろう。でも決して悪いことじゃないと思う。
外で気を使っている分、家でストレス発散してバランスとってるんだな。
くらいにしか思っていなかったんですよね。
しかし、小学生になっても、朝の
「学校に行きたくない!!」
が、たまに起こってしまうので、どうしたものかと心配になりまして、
嫁さんに相談したところ
たぶんHPSだと思うよ。今まで気づかなかったの?
って、言われてしまいました
HPSって何? ということで調べてみました。
HSPとは、Highiy Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)の頭文字をとった略語で、「ひといちばん繊細な人」を意味しています。
これは1990年代のはじめにエレイン・アーロン博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。
アーロン博士の研究によると、5人に1人がHSPなのだそうです。
なるほど、病気ではないんだね。
へぇ、20%もの人が当てはまるんだったら、めちゃめちゃ多いじゃん。
そういえば、タレント活動をしている、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも、昨年、SNSでご自身が「HSP」であることを公表されています。
成功されている方が同じなんだと知って、ちょっとホッとする自分がいました。
HSPの人は、周囲にとても敏感で、外にいるだけで気疲れしてしまうようです。
子どものことをもっと知りたいと思いまして、アーロン博士が提唱した、「DOES(ダス)」と名付けられた4つの特性に対して、過去の行動を照らし合わせてみました。
【Depth of processing 】
常によく考えてから行動し、その考え方も複雑である
・一を聞いて、十を想像することができる
・物事を始める際、行動よりもまずはいろいろ考えるので、時間がかかる。
【Overstimulation 】
刺激に敏感に反応してしまうため、疲れやすい
・人混みや大きな音が苦手⇒外出するのが苦手 習い事も行きたくない
・外から帰ってくると、気疲れが出てどっと疲れる
・人に言われたり、されたりした嫌なことをいつまでも忘れない
・繊細なことでも過剰に驚いてしまう
【Empathy and emotional responsiveness 】
他人の気持ちに共感しやすく、周囲に振り回されやすい
・他人が怒られているのに、それが自分のことのように感じて、傷ついたり、ストレスを感じたりする
・悲しい映画が嫌いで、ハッピーエンドを求める
・ちょっとした仕草や表情、声などにとても敏感で、機嫌や思っていることがわかる。
【Sensitivity to subtleties 】
五感など、すべての感覚がするどい
・アラームや時計の音などの生活音も気になってしまう。
・ちょっとした臭いで気分が悪くなってしまう。
調べてみたら、当てはまることだらけでびっくり。
そうなんだ、集団生活しているだけで、ストレスを感じる体質だったんだね。
今、理解することができてよかったです。
お休みの日に、遠出をする遊びに誘っても嫌がっていたのは、そういう理由だったんだね。
子どもにとって苦痛だったなんて、これっぽっちも思いませんでした。
平日、学校でストレスにさらされているんだから、休みの日くらいはストレスから解放されたいよね。
お休みの日は、お家で過ごすのが好きっていう人は世の中に大勢いるけど、そういうことだったんですね。
保育園の先生に言われたことすべてが、腹落ちしていきました。
そっかぁ。そういうことだったんだぁ。
やっぱり無知は良くないです。
少し遅くはありましたが、知ることができて、本当に良かった。
日本ブログ村に参加しています。
読んでよかったと思っていただけたらポチっとしてください。