保育園に関しては基本「送り=登園」が担当のかずさんです。
実は昔、登園の際に大きな失態を犯してしまっておりまして、未だに上の子に責められています。
覚えてなくてもいいこと、よく覚えてますよね。子供って。
うれしかったことの記憶もあるんでしょうが、思い出したりするシーンがないので、記憶が固定化するかどうか、心配でなりません。
忘れてほしいことばかり思い出して、しっかり固定化していっています。
自戒の念をこめて、記録を綴っておきましょう。
保育園置き去り事件
わたしはいつも、下の子を連れていく役回りであり、上の子は嫁さんが連れて行っていました。
ですが、仕事の関係である日、わたしがふたり一緒に連れていくことになったんです。
乳幼児は2階で先生に引き渡し。上の子は1階での引き渡しです。
「〇〇ちゃんを2階で先生に預けてくるから下の広間で待ってて」
と上の子に声をかけて、いつものように下の子の登園セッティングをしにあがりました。
毎日のルーティーンです。
乳幼児の場合、おむつの残数を数えて足りなければ補充したり、保育グッズを指定の場所に収めたりと、結構やらなければいけない作業があります。
それをやり終えて、下の子を先生に引き渡してルーティーン終了。
ほっとして、いつものようにそのまま保育園から出て行きました。
皆さん、もうお気づきですよね。
そうなんです。上の子を広間に放置して、先生への受け渡しもせずに保育園を出て行ってしまったのです。
その後、どうなったかというと。。。。。
上の子は、放置されていることをしらずに、しばらく広間で遊んでいました。
ですが、時間がどんどん経過していきます、
ずーーっと広間にいる上の子に「おかしいな?」と気付いた先生が声をかけてくれまして。
「上で〇〇ちゃんの世話をしてから戻ってくるお父さんを待ってるの!」って伝えたらしいんですな。
だがしかぁーーーし!! それらしき人は誰もいません。
そりゃぁ、そうですよね。私、出て行ってしまってますもん。
お父さんはどこにもいない。。。。って大騒ぎになったようです。
保育園側も引き渡されないと、勝手に預かれないんですな。たぶん。
母親宛てに保育園から電話がかかり、預かっても良いのかを確認されて、無事上の子は保育園があずかってくれました。
わたしのところには電話がなかったので、そんなことが起こっているとはつゆ知らず、ご陽気に帰宅したら、子供と嫁さんからバッシングの嵐でした。
以来、いまだに「子供を忘れたまま放置して帰ってしまったお父さん」として責められ続けています。
確かに全面的にわたしが悪いのですが、上記の言葉だけ聞くと、なんだか”公園”や”スーパー”といったような場所に忘れて放置して帰ったように聞こえません???
「人聞き」がめちゃめちゃ悪いので、人前でいうのは本当に勘弁してほしいのですが、許してくれません。
これはもう、一生言われるのが確定です。
長靴落下事件
わたしの家はAという駅とBという駅の間にあり、Aという駅が最寄です。
保育園はBという駅のすぐ近くにあります。
普段の登園は自転車に”二人乗り”なのですが、当然天気が悪ければ自転車で行くことは出来ません。
保育園までは、いわゆる不動産表記的には徒歩12分。
ちいさな子供が傘をさして歩いたら、どうなるか。子育て中の方ならわかりますよね。
少なくとも倍の時間はかかってしまいます。
ですので、雨の日は長靴をはいて傘をさしてA駅まで歩き、電車に一駅のって登園という流れでした。
ですが、そこに来るのは朝の満員電車です。
”一駅”とはいえ、子供にとってはそうとう嫌な時間なんでしょう。
毎回、乗るのをとっても嫌がります。
とある日、何時にも増して嫌がる子供をなだめすかし、電車が来たので子供の両脇にわたしの手をいれて持ち上げ、電車に乗せようとしました。
すると何故か子供が足を「ぴーーーん」と伸ばしたんです。つまさきまでまっすぐになるように「ぴーーーん」とです。
長靴はいて、つま先まで足を「ぴーーーん」とさせたらどうなるかわかりますよね。
あっ!!と思ってやめさせようとしたのですが間に合わず。。。
あえなく、電車とホームの間に長靴は落下してしまいました。
とほほ。
この日以来、決して長靴で電車に乗ろうとはしなくなってしまいました。
雨の日の電車も嫌がるようになり、保育園まで徒歩で行かざるをえない状況になってしまったのです。
月日は経ち、子供達も靴を落としてしまうようなことはなくなったわけですが、未だに雨の日に電車に乗ろうとすると
「おとうさん、〇〇ちゃんの長靴、落としちゃったんだよね!!」と言われます。
なんども、なんども。
そんなにトラウマになるほど、子供にとって嫌な出来事だったんでしょうか??
いずれにせよ、こうなってしまったら下の子はおとなになっても、「雨の日に電車に乗る」という日常的なシチュエーションの時に間違いなく、「過去の思い出」として思い出すんでしょう。
彼女たちに「良い思い出」がひとつでも記憶に固定化されることを願わずにはいられません。
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