何年か前、ケーブルTVでクルーズ船の旅を紹介する番組を観ていて、クルーズ船の旅に憧れていたかずさんです。
2019年GWの10連休を利用して、遂に夢を実現!!!
やったね。
ただ、お恥ずかしいことに夢を実現することが出来た決め手はなんと、旅行代金が安かったこと。
GWが10連休になるとのう噂を聞いてから、「10連休でしかできないことは何か?」との視点で、いろいろな旅行先と旅行方法を検討してみる日々。
キャンピングカー借りて四国を一周するとか、近場のリゾートホテルに行くとか、ね。
だけれども、10日間ともなると流石に何をするにもお金が張って、計算してみたら、高い高い。
それらの企画と比べて圧倒的な安さ。
そして、安さの大きな要因は、添い寝の子供は無料!
大人料金×2倍が旅行料金とざっくり考えてしまったわけですが、実はこれ、大きな間違いでして。。。。。。
以前もかかった費用について少し触れましたが、もう少し具体的に、最終的にはどのくらいのお金が必要なのかについて綴っていきましょう。
「一貫性の法則by社会心理学者・チャルディー二」は恐ろしい
子供は無料! 大人料金は198,000〜
この文言を見て、「なんだ、クルーズ船旅行って、家族四人で50万円切るじゃん。これなら行けるよ」って思い込んでしまったんですな。
その後、バルコニー付きの部屋は248,000円という事がわかったのですが、これを見て「おっ、これでも50万円やん、いけるいけるよ!」ってなもんですわ。
冷静に考えればここで10万円も上がってます。
更に詳細の記載してあるページを見ると、
249,800 × 2 ( 海側バルコニー/4名1室・同室お子様無料 )
29,900 × 4 ( 海外空港税 クルーズ諸税 )
なんと、税金が4人分で合計12万円弱ですわ。
自分で勝手に考えていた当初の予算、40万円より22万円も上がってるんですよね。
冷静に下のランクの部屋に変更していれば50万円の予算感で収まったのに。。。。
12万円も足が出てしまってます。
「でも船内の食べ物 は無料だから、ランニングコストがあまりかからない筈。」
「だから問題なし」 だって、そんな思考回路になっているんですな。
既に自分の都合の良い言い訳を探し始めてます。
これが「一貫性の法則」の怖いところですね。
ちなみに、「一貫性の法則」とは自らの行動や発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理のことを表します。
自分の信念を貫きたいという心理を巧みに突いている訳です。
さらに追い討ち。
アルコールは有料だというのは理解してたのですが、
ホテルサービスチャージ
2歳以下は無料
一泊につき大人12.5USドル 子供6.25USドル
メインダイニング(毎晩の夕食用レストラン/コースメニュー)ではアルコールのみならず、ジュース、ミネラルウォーターも有料になります。
おいおい、マジかよ。
無知というのは恐ろしいもの、クルーズ船の常識だと思うのですが、全く知らなかったんです。
(12.5×2+6.25×2)×9泊=337.5USドル
絶対にかかる費用が既に66万円くらいになろうとしている訳です。
これ、もろもろ入れたら70万円は軽く越えますわな。
どうすんの??
50万円の予算から完全にオーバーしてしまいました。
後に嫁さんにめっちゃ怒られたのは言うまでもありません。
オプショナルツアーなんてもってのほか
なんとなく「クルーズ旅行なんて行かなきゃよかった」みたいな流れになっていますが、決してそうではありませんよ。
それでもまだまだ費用対効果は抜群だと思いますし、とても楽しく旅行はできました。
クルーズ旅行のリピーターになりたいって思っています。
でもクルーズ船の料金形態に対して無知だったため、予算オーバーでのスタートとなってしまった訳ですので、正直、旅先で豪遊できるような軍資金は残っていませんでした。
ということで、オプショナルツアーへの参加は一切なし。
しかし、寄港先によってはオプショナルツアーに参加した方が効率的なんだと思いますよ。
値段は、¥3,000くらいから¥20,000くらいまでとまちまち。
例えば台湾の場合
4時間の観光ツアー ¥13,000くらい
6時間のツアー ¥17,000
沖縄の場合は、滞在時間が短かったので、5000円~8000円前後
でも、毎回オプショナルツアーを使っていたら、2~3万円×寄港地の数
利用するなら、10万円前後は上乗せして考えておいた方が良いでしょう。
まだまだある、お金を落とす仕組み(プロのカメラマン)
クルーズ船にはプロのカメラマンが乗船しています。
乗船時の記念撮影や船長との記念撮影、レストランでの様子などなど、写真撮影をしてくれて、船内のみで販売しています。
また、ショーの前後にはラウンジ近辺などで撮影会が催されます。
普通に写真館に行くよりは安いみたいで、こういった写真撮影目当てにクルーズ旅行をリピートしている人もいるくらいですよ、と。
一緒に順番待ちしていた、ある旅行者から教えていただきました。
結局わが家も迷いに迷った挙句、子供の写真を中心に、何枚かで¥8,000 くらいのセットを購入。
乗船時やレストランでの食事風景といった、普段の様子が写っている写真は購入せず。
あれもこれもと買っていたら、軽く数万円は吹っ飛びますね。
油断をすると、ついつい財布のひもが緩んでしまう、楽しい行事が目白押しです。
おまけ:クルーズ船利用は心のゆとりが大切
いかがでしたでしょうか。
やはりクルーズ船の旅はお金にある程度余裕があった方が楽しいですね。
メインの料金以外に、一人6~8万円くらいは組んでおいた方が良さそうですよ。
それから写真のお値段ですが、実は日々値段が変わります。
最初は単体で販売しているのですが、だんだん枚数が増えてきたら、「まとめて購入すればお得!!」みたいな感じでね。
上記が理由で最終日の写真販売のカウンターで、ある事件に遭遇します。
その方は前日、パッケージ料金で写真を購入されたようなのですが、翌日の料金の方が安くなっていたらしく、激怒されていました。
気持ちはわかるのですが、いくらいっても値段が安くなるわけはなく堂々巡り。
販売担当の方も結構はっきりとした物言いで、こちらがドキドキしてしまうくらい。
乗船下船で時間がかかったりするって時もそうですが、クルーズ旅行は少々のことがあっても「そんなこともあるよね」って笑い飛ばしてしまうくらいの気持ちを持った方が楽しめそうですね。
なんか、ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、最初から想定できていなかった自分が悪いわけで、行ってよかったですし、楽しかったですし、機会があったらまた行きたいです。
クルーズ船旅行を企画する際には、私と同じような失敗をしないように気を付けてくださいね。
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