昭和にどっぷり、かずさんです。
子供との室内遊び、主に「ごっこ遊び」からの逃避のため、武道館に程近い科学技術館に行ってまいりました。
科学技術館到着前に江戸城の歴史を満喫
九段下から「北の丸公園」に向かい、江戸城田安門を目指します。
門を潜ると右手に大きな櫓門があります。
そう、これがあの櫓門なんだなぁって。ちょっと感動!!
※櫓門
NHKのTV番組「英雄たちの選択」で江戸城の特集をやっていた時だったと思うのですが、この櫓門の役割について説明が語られていました。
門から入ってきた敵は、右に曲がっていかないと城には辿り着けません。
その敵を待ち伏せするのがこの櫓門なんですね。
勢い込んで門を蹴破って行ったら、集中砲火でOUTです。
こっわっ。その時代の足軽じゃなくて本当に良かった。
足軽になった気持ちで歩いてしまいましたよ。よく考えられてますよね。
そんな昔を想像しながら城見るの、本当に大好きです。
※岡崎城を散策したとき、嫌がる子供と大喧嘩したことがあります。
科学技術館の昭和感・アナログ感にびっくり
すいません、完全に脱線してしまいました。
科学館も昔から好きなんですよねぇ。
わが故郷、愛知県名古屋市には日本でも有数の 「名古屋市科学館」があります。
併設しているプラネタリウムが一番の目的ではあったのですが、そのついでに通いました。
激しくね。小学生高学年の時には年間10回以上。
その時の思い出がフラッシュバックしてきました。昭和の時代が突然と。
ここの昭和感、半端ねーな。
訪問後調べてみたのですが、一般公開されたのが1964年。
それって俺の生まれる前やないかーーーーい!!
そりゃあ、昭和感でますわな。昭和のド真ん中ですもん。
ネット上に公開されている説明によりますと、
時は平成に移り1994年(平成6年)、当時科学技術庁長官であった田中眞紀子さんがこの科学技術館を視察した際、展示物について「これでは子供たちの理工系離れは止められない」と語った。
それを受けて、予算15億円を計上して大改革を行い、あの「米村でんじろう」先生も参加していたそうです。
※そういえば「空気砲」ありました。
子供達は「でんじろう先生だ!!」って大はしゃぎでした。
アナログ感、半端なし!!
それまでの展示物って、どんなんだったんでしょうね。
どうしてこんなに重いものが持ち上げられるんだろう??
そうか、これが万理の法則だ!!
なーーーんて思うんだったら、ニュートンも真っ青ですわ。
そんな風には興味持たないですもんね。
公園のターザンロープの延長のように、反対側の紐にぶらさがって大きな鐘を持ち上げてましたよ。
クレーン車の体験。
ひとりしかできないので長蛇の列かと思いきや、空いていたので思ったより早く体験することができました。
このくらい空いているのであれば、ストレスなくいろいろと体験できます。
※ちなみに訪問したのは夏休み期間中の日曜日。
今は企業スポンサーがついている展示コーナーがたくさんあり、とても楽しく遊びながら学べる機会が得られます。
閉館間際は本当に人が減ったので、家族全員運転体験するゲームに興じてました。
いつもいつもで恐縮ですが、大人も楽しかったです。
それにしても空いていました。
首都圏には科学館系の施設、いっぱいありますもんね。
もしかして、昭和感選手権があればここが一位なんじゃないかな。
大人720円 こども(4歳から小学生)260円 家族4人で2000円にも満たない。
いいですね、ここ。コスパ最高かも。
わが家の子供達も愉しんで満足して家路につきましたが、科学に目覚めた様子は全くありません。
今は純粋に楽しめるだけで良いのかな。
何かを体験すれば、全ての人が同じ気持ちになるわけではない。
子供達が何を考え、どんな行動を取るのか。親の思う通りには絶対にならない。
でも「何時」「何が」きっかけになるかはわからない。
親の役目は、「何かを体験させればこうなる」なんてことを気にしすぎるのではなく、様々な経験を積ませ、きっかけを見つける手助けをすることなんですよね。
改めて実感しました。
滑車や磁石など、物理系の法則なんかを学んだ際には、また子供を連れてきたいなって思います。
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